血糖自己測定器の価格がアメリカの3倍もするクセにあまりに不良品が多いお話。
- あらてつ的雑感
電車の車内で優先席に寝転んでタバコ吸ってた馬鹿を注意した高校生が、10分間に渡って暴行を受けた上、土下座させられて頭を踏みつけられたという事件がありました。
正義感を持って注意したこの高校生の勇気と行動は素晴らしいと思いますし、逆ギレしたカスは刑務所に入れるべきだと思います。
で、一部の報道に、周りで見てた人が誰も助けなかったとの論調がありました。
まあ、見て見ぬ振りしてた人間がほぼ全員なんでしょうけど、仮に腕に覚えがあって止めに入ったとします。
こんな馬鹿は更に逆上して殴りかかって来るでしょうから、叩きのめしたとします。
捕まるのはどっちか?
助けに入った方なんですよ。
傷害罪で。
仮に先に殴られて殴り返して相手が怪我したとします。
裁判になったら、裁判官は正当防衛なんて99.9%認めません。
誰も助けなかったとか抜かす前に、こんな不条理な状況を問題にしろと声を大にして言う、あらてつです。
まあ、日本の司法って腐ってますけどね。
怒り収まらずなので、ブログもそのまま怒りモードでお送りします(笑)
ここしばらく、当店の開発担当たちばなが頑張ってくれてるお陰で、新商品試作品の血糖測定がずっと続いております。
ちなみに。
くどいくらい書いてますが、当店の商品は、開発段階から血糖測定しています。
私で合格したら、境界型、2型、1型の患者様にご協力頂き、更に測定して合格しないと販売しません。
糖質制限でございと謳ってるクセに、出鱈目な糖質量を書いて“低糖質です”なんて販売してる業者が横行してるのは困ったもんです。
で、私が測定で使ってるのが、こちらのニプロフリースタイル。
ニプロが販売してますが、元をたどればアメリカのメーカーです。
海外製品って、日本製に比べると品質の良くないものが多いのですが、それって医療品も例外ではありません。
この穿刺針もシャレにならないくらい不良品が多いんですよ。
スプリングで針が飛び出す仕組みなんですが、そのスプリングの精度が悪すぎます。
“カッシャーン!”
と痛いくらい飛び出すかと思ったら、
“かすっ”
と音がして、全く血が出ないか、赤い“テン”くらいしか血が出ないときがあります。
それも、しょっちゅう。
こんな感じ。
今回開いた箱のロットも大概ひどくて、半分以上が
“かすっ”
でした。
“かすっ”ですよ、“かすっ”
このメーカーの血糖自己測定器、微量の血液で測定できるのがウリなんですが、“かすっ”で出た程度の血液では確実にエラーが出ます。
となると、またセンサーを変えて測り直しですし、もちろん穿刺針は1回使い切り。
25本入りの半分が不良品。
もちろん、アメリカの3倍の価格のセンサーも1回使い切り。
金返しやがれ