糖質制限で痩せない理由その6、歳月の重み
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今年の近畿地方は、観測史上最速の梅雨入りだそうです。
毎日雨なもんで、部屋の中には3日前の洗濯物がまだ干してあります。
早く梅雨入りしたんだから早く明けるのかと思いきや、どうもそうじゃないらしく、梅雨明けは例年並みになる見込みだそうです。
京都では、祇園祭の宵山が終わったら梅雨明けと言われます。
あと2ヶ月もこの天気が続くと思うと、耳の中までカビが生えるんじゃないかと思う、あらてつです。
また野菜が値上がりしますね…。
なんかウンザリなお話ですが、気分を変えて本日の話題。
気が付いたらけっこう続いてしまったこちら、
『糖質制限で痩せない理由』
今日は、“その6 歳月の重み” です。
痩せない原因で、ある意味、これが一番厄介かも(笑)
例えば
糖質制限で痩せない理由その4 基礎代謝が低い
で書いたこちら
『基礎代謝は、肝臓、筋肉のエネルギー消費が一番大きいそうですが、筋肉って加齢と共にどんどん減っていくんですよ。
一説によると、30歳を過ぎると、運動とかで鍛えてない場合を除けば、年間300g以上の筋肉が減少するらしいです。
エネルギー消費が大きい筋肉が減れば、もちろん基礎代謝も下がります。
同じ食事量なのに、若い頃に比べると中年以降に太りやすくなるのは、この所為です。』
時の流れは、あらゆるものを変えてしまいます(笑)
20代の頃ならちょっと太ってもすぐに体重が落ちましたが、40代、50代ともなるとそうは行きません。
若いつもりでも、筋肉量も減ってますし基礎代謝も落ちています。
同じものを同じように食べても同じように消費してくれません。
余った栄養素は、脂肪になってしっかりお腹周りに蓄えられてしまいます。
つまりは、若い頃よりも摂取エネルギーを減らすか、消費エネルギーを増やさない限り、体重は落ちてくれません。
あと、太っていた、もとい、ふくよかだった期間も問題です。
余計な脂肪が付いていた期間が長ければ長いほど、落とすのに時間がかかります。
人間の体には、ホメオスタシス(恒常性)といって、常に同じ状態を保とうとする機能があります。
分かりやすく言うと、人間の身体って変化を嫌うんですよ。
まあ、変化を嫌うのは身体だけじゃないですけど(笑)
ダイエットで体重を減らそうとすると、体は急激な変化が起こったと捉えて、それまで長年慣れ親しんだ体重を保とう保とうと必死に抵抗します。
なので糖質制限に取り組んだとて、ハイそうですかと体重が落ちてくれない、なんてことになります。
この歳月の重みを打破するには、結局のところ、努力するしかありません。
<もうそろそろ終わるだろうか…。>