糖質制限中に糖質を食べたら、今まで糖質制限して来た効果は無くなるのか?
- 糖質制限
まずこの写真。
以前、
「この先の交差点、車線は分けられてませんけど、道幅が車2台分以上あるワケです。
ちゃんと円滑な車の通行というものを理解している分別あるドライバーは、右折する時、ちゃんと道路の中央側に寄って並んで、直進及び左折車の通行を妨げないようにします。
加えて、左折・直進車は、道路の左側に寄って、後続の右折車の通行を妨げないようにします。
なのにだ。 なんで揃いも揃って車線のド真ん中におんねん。
後ろから来る右折車が全部詰まってまうやんけ。
オマエらがちゃんと左右どちらかに寄ってたら、倍の車が交差点で信号待ちできて渋滞せえへんねん。 自分の事しか考えとらんやろ、カスどもがっ!」
なんて記事を書きました。
この記事は、車線の分けられてない交差点の話ですが、冒頭の写真の交差点では、左折・直進と右折のレーンが分けられていて、ご丁寧に矢印までちゃんと書かれています。
これまで何度か、右折レーンがあるにも関わらず直進レーンで右折待ちして、後続車の通行を妨げる大馬鹿者の話を書きました。
左折・直進と右折レーンがちゃんと分けられていて、矢印までクッキリはっきり書いてあるにも関わらず、後続車の通行を妨げる大馬鹿者も出て来たことに末法の世を感じた、あらてつです。
因みに、末法を感じる連中を見かけたのはこの交差点だけじゃないですし、この車だけでもないですよ。
念仏でも唱えようかと思いつつ、今日の話題にいきますね。
これ、前にも書いた記憶があるのですが、糖質制限中に糖質を食べたら糖質制限の効果は無くなりますか?とのご質問をよく頂きます。
例えば、以前にこんなコメントを頂きました。
『糖質制限ダイエットをしています。
質問なのですが、糖質制限中に糖質を食べた場合、体重減少効果は無くなりますか?
無くなったなら、またもとに戻るには時間がかかってしまいますか?
書かれている給水ポイントを設けたら、糖質制限を続けてきた意味が なくなってしまいますか?』
本題に行く前にちょっと説明を。
ここで書かれている
「給水ポイント」
とは、「おやじダイエット部の奇跡」の故・桐山秀樹先生が、その著書の中で、
「糖尿病治療とはゴールのないマラソンのようなもの」
と仰っていて、時々糖質を食べる「給水ポイント」を設けてストレスを開放し、そしてまた糖質制限に取り組むことを提唱されておられました。
はい、では本題に。
まず、
「糖質制限中に糖質を食べた場合、体重減少効果は無くなりますか?
無くなったなら、またもとに戻るには時間がかかってしまいますか? 」
これは、糖質制限に取り組んだ期間に左右されます。
私の糖質制限の師匠である、村本針灸院のM本先生が良く仰ってたのですが、
「1回糖質制限をキッチリやってやせたらな、ご飯やらラーメン食って太ってしもても、またやめたらスコーンと落ちんねん。」
それはナゼか?
多くの方がこの世に生を受けて糖質制限に取り組もうと思い立つまでの数十年間(?)、朝昼晩365日糖質漬けの食生活で、日常的に脂質を燃焼して活動するなんてことをしておりません。
なもんで、カンタンに言えば、脂質を代謝する機能が錆びついてしまってるワケです。
ですが、糖質制限を続けて外部から糖が入ってこなくなれば、体が徐々に脂肪を燃やしてエネルギーとして代謝するように切り替わり、人間本来の脂肪を代謝する機能が目覚めてくれます。
一度身体が脂肪を燃やすことを思い出す(覚える?)と、先程のM本師匠のお言葉のように、
「糖質制限で痩せたから一回やめちゃったんだけど、また太ってきたんで糖質制限したらスコーンと体重が落ちた」
なんてことが起こります。
これは、私自身も何回も実験して実証済みです。
ただし。
身体が、糖代謝から脂肪代謝に切り替わる前に糖質制限をやめちゃったら、こうはならないので念の為。
このコメントをくださった方が、どれだけの期間、糖質制限を続けてらっしゃったのかは分からないのですが、もし、半年なり1年なり続けておられて、ある一定体重が減ってらしたら、身体は脂肪を代謝することをちゃんと会得してますので、それこそ週末を給水ポイントにして糖質開放しても大丈夫かと思います。
ただ、給水ポイントがひたすら続く「毎日がご褒美♡」にならないように、気をつけてください。
あと最後に一つ。
今まで何度も書いてますが、糖質制限は続けてナンボです。
あまりストイックにならずに、時折息抜きしながら無理ない範囲で続けてください。
苦行でも修行でもありませんので。