糖質制限とダイエットと停滞期
- 糖質制限
「暑い暑い」と口にしてはいますが、私は暑いの全然平気で、連日の体温越えの猛暑でも食欲も落ちずにいい感じ
なのですが、周囲では、体調を崩す人がけっこういます。
先日も、友人に連絡したら、「暑さで寝込んでる」との返事が…。
まだまだ夏はこれからなのにと思いつつ、ブログに来てくださる皆さん、体調管理には、くれぐれもお気をつけくださいね。あらてつです。
さて、カロリー制限の弊害について書こうと思ってましたが、はなうたこさんからご質問頂いたので、ご紹介させていただきます♪
『こんばんは。
またまた、初心者っぽい質問してもいいですか?
最近、長過ぎる停滞期で(涙)
ダイエットしていると停滞期って必ず経験するのでしょうか???
体にとっては必要な事なんでしょうか???
いつもこの期間に挫けてリバウンド、リバウンド、増量、増量です。
乗り越える秘訣など有れば教えて下さい!!
宜しくお願いします!!
2008/07/27(Sun) 00:32 | URL | はなうたこ #0VjAYkvw[ 編集]』
はなうたこさん、いつもコメントありがとうございます。
ダイエット時の停滞期ですが、これは、必ずと言っていいほど訪れます。
何かの疾患で体重が減少する場合を除いて、ダイエットの場合は、直線的に体重が落ちるのではなく、階段状に落ちていきます。
人間の体には、ホメオスタシス(恒常性)というものがありまして、常に同じ状態を保とうとする機能があるからです。
例えば、糖質制限を実践すると、何故代謝が安定するかと申しますと、人体にとって不自然な血糖値の急激な上昇及び下降、いわゆるグルコーススパイクが起こらないからなのですね。
要するに、体にとって血糖値が上がったり下がったりとか、体重が急に増えたり減ったりといった状況は、好ましくないんです。
ダイエットなどで体重を減らそうとしますと、体は急激な変化が起こったととらえて、それまで長年慣れ親しんだ体重を、保とう保とうと必死に抵抗します。
ダイエット初期は、けっこう調子よく体重が落ちていくんですが、しばらくすると、同じように続けているにも関らず、体重が落ちないのはこの所為なんですね。
この停滞期を乗り越える秘訣は、
『努力と根性』です(笑)
などと言ってしまえば、身もふたもないので、私の経験から言わせていただきますと、まずは焦らないことですね。
江部康二先生が、よくアレルギー疾患で診察にこられる患者様に、「10年かけて悪くなったものは、10年かけて治すつもりでいないと。」と仰います。
いろんな意味で、まさしく名言だと思うのですが、これってダイエットにもあてはまると思うんですね。
それなりの時間を経て増えた体重は、急激には減りません。焦らず、じっくりと落としていきましょう。
あと、一口でも口にしたものは、全部書き出すのも効果的です。食べてないのに体重が減らないと仰る方、特に女性は、書き出してもらうとけっこう食べてます。
それと、最終的には体を動かすことですね。
週末だけに気合入れて運動するよりも、毎日、少しずつでも動く方が効果あります。
ただ、毎日運動するといっても、なかなか時間が取れない方も多いと思います。
そんな方は、車、自転車、バイクに乗ることを減らして、歩くことを増やすとか、外に出たらエスカレーター、エレベーターを使わずに階段を使うとか、電車に乗ったら座らないとか、ちょっとしたことからでも取り組まれてみたらどうでしょうか。
それでもダメなら、sジムさんこと鈴木会長の京都西院ボクシングジムをたずねてください。
それこそ、“ダイエットのプロ”が勢ぞろいしておりますので。