続・糖質制限とGIの関係は?
- 糖質制限
最近、職場のFAXが調子悪いです。
送信しても、先方さんに着かないんです。
各メーカー様に、発注のFAXを送りますと、必ずReFAXを下さるのですが、待てど暮らせど返ってこないことが多くなりました。
もしやと思って電話すると「FAX来てませんよ。」の一言が…。
そのことを洋食屋のせがれゴイチにゆうと、「僕が送ったやつは全部届いてますよ。」
このFAX機にカツを入れてやるべきでしょうか?あらてつです。
さて、GIのお話の続きです。
GIですが、ダイエットされる際は、あくまでも、目安くらいに考えておかれた方が無難ですよ、でも、糖尿病を発症された方は、低GIといえど危険ですよ、ってとこまででしたね。
んで、何故危険なのかと申しますと、GIが低いと血糖が上がらないのは健康な人であって、糖尿病を発症された方は、GIが低くても炭水化物(糖質)を食べれば、血糖値が上がってしまうからなんですね。
これは、ナゼか?
GIの測定を、健康な被験者でしか行っていないから。
以前にも書いたと思うんですけど、江部康二先生がGIが低いとされている玄米(GI50)を食べられると、2時間後の食後血糖は、260前後になるそうです。江部康二先生の患者さんの中には、玄米を摂取されると、食後血糖が400を越える方もおられます。
某大手新聞の記事もそうだったんですが、糖尿病関連の本やらサイトを見ていると、“糖尿病の方は、GIの低い食物を食べましょう”などと書いてあるのがやたらと多いんです。
中には、“この食品はGIが低いから糖尿の方にも安心”などと紹介してあるものもありました。
でも、江部康二先生の臨床結果から見ると、「糖尿病には低GI」に、なんの根拠も実証もないということが、よくわかります。
ですから、すでに糖尿病を発症された方は、GIではなく「1型糖尿病の方は、1gの糖質を食べると約5㎎/dl、2型糖尿病の方は、1gの糖質を食べると約3㎎/dl血糖値が上がる。」を目安にして、食事を組み立てる方がいいです。
それを頭に入れずに、「これは低GIだから大丈夫!」だなんて食べてますと、一気に食後高血糖を起こしてしまいます。
ウソだと思ったら、血糖自己測定器をお持ちの方は、いっぺん計って見てください。ビックリする結果になると思いますよ。
「糖尿病食に低GI食品を」なんて文言に、ゆめゆめだまされぬよう、ご注意くだされ。