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糖質制限をはじめた皆さんにシリーズ その2

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以前に、足の指の生爪はがしてえらい痛かったなんて話を書きましたが、日曜日、今度は左手の小指の生爪をはがしてしまいました。

そらぁもう、痛いのなんの。こんなに痛いなら、拷問される前に何だってうたう自信がついた、あらてつです。

昨日、一昨日と自分のブログ見られなかったんですが、ずいぶんコメント欄がにぎやかなので、いいですね~。皆さんの情報交換や、コミニケーションの場に使っていただけると、私としても嬉しいです。

で、コメント欄にいくつかご質問いただいていたので、順番にお答えさせていただきますね。

『禁断症状との戦い
はじめまして。糖質制限食を始めて3か月ほどになります。
江部先生の本はすべて読み、低炭水化物ダイエットのレシピ本も数冊用意したので、何を食べていいかわからない・・・という状態ではないのですが、どうしてもカーボを採りたくなります。
もともとごはんはほとんど食べず、パン食でしたのでふすまパンに切り替え、自分でローカーボのマフィンなどを作って主食代わりにしています。
順調にみえていたのですがここ2週間ほど、カーボ中毒になっています。相変わらず、主食抜きは平気なんですがお菓子が食べたくてしょうがないのです。
自作のスイーツでは満足感が足りない・・・バームクーヘンやサクサクのクッキー、パイが食べたい!!
誘惑に負けてしまっています。カーボがカーボを呼ぶのはわかっているのですがついついやめられず。
江部先生やあらてつさんはどか食いはないとおっしゃっているので私の意志が弱いんですよねぇ。
この禁断症状を我慢できれば、カーボがほしいとは思わなくなるんでしょうか??』

みずえさん、こちらこそはじめまして&コメントありがとうございます。

禁断症状なんですが、私の経験からお話しますと、糖質制限を始めてある一定の期間を過ぎると、ご飯やパン麺、あとは甘いものを食べたくなくなるといいますか、食べるとすごく重たく感じるようになってきたんですね。

糖質制限を始める前は、ご飯はドンブリで食べてましたし、パンも大好きなんで、いっかいで一斤くらいは軽く食べてましたし、ケーキも大好きだったんで、京都中のケーキ屋さんを網羅しました。

それくらい炭水化物(糖質)どっぷりの食生活だったので、急に糖質制限、しかも、始めて最初の60時間は、糖質0gなんて極端なカットをやったもんですから、それなりの反動はありましたよ~。

最初のうちは、糖質を制限することで頭がいっぱいなので、感じなかったのですが、二週間目くらいから、米やらパンやらが食べたくなる、いわゆる「カブ中」に襲われたんですね。

けど、こいつは単純な中毒症状なんで、「気合と根性」で乗り切りました(笑)

1ヶ月もすると不思議と落ち着いて、米、パン、甘いものがいらなくなりまして、特に「甘いお菓子」のたぐいは、甘すぎて食べられなくなりました。糖質制限を続けると味覚が敏感になりますが、甘い物に対しては、特にその傾向強いと思いますね。

禁断症状に関しては、程度と期間が人それぞれだと思うので、ここはひとつ、頑張って乗り越えていただくしかないかな~なんて思うのですが、ど~してもダメなときは、当社の製品を買ってください(笑)

で、次に問題なのは、お腹は一杯なんだけど、口寂しくてなにかが欲しくなるパターンですね。

糖質制限は、その名の通り糖質を制限するので、主食は食べません。おかずばっかり食べます。そのおかずも、糖質を減らしたおかずです。

おかずばっかり、しかも糖質をカットするので、当たり前ですが血糖値は上がりません。そこが糖質制限のねらい目で、糖尿病の患者さんにとって1番いいとこなんですが、逆に言えば、血糖値が上がらないので、米やらパンやらを食べたときの様な満腹感がないんです。

もうちょっと分かりやすく言いますと、糖質を食べると急激に血糖値が上がって、いわゆる、「お腹いっぱいや~」という満腹感を感じます。ところが、タンパク質や脂質は血糖値を上げないので、この “満腹感”を感じないのですね。

ようするに、食った気がしません。

いや、おかずばっかり、しかもかなりの量を食べるので、お腹は膨れるし “お腹いっぱい”になるんですよ。けれど、お腹は膨れるのですが満腹感がないんです。(分かっていただけますでしょうか…)

そんな時についつい甘いものに手を出してしまって、その後はズルズル…、なんてお話はよく聞きます。

<つづく>

糖質制限の専門ショップ 糖質制限ドットコム