糖質制限とふすまパン
- 糖質制限
全く同じ夢を見て、一晩に二回も目が覚めました。
腹立つくらい天気はいいのですが、めちゃくちゃ寝覚めの悪いあらてつです。
糖質0のふすまパンと糖質抜きについてのコメントいただいたので、ご紹介します。
『実は最近携帯のサイトでも糖質抜きダイエットが流行中です。
そこで見たのですが、糖質0のふすまパンがあるらしく・・・。
最初に糖質0のシェイクのみで1週間断食をしてから、ふすまパンを含めた糖質0の食事をする、という物です。
医師が開発したパンらしいのですが、会員にならないと買えないうえ、ちょっと高いです・・・。
このパンの事、ご存じでしたか?
まぁ私は、こんなハードなやり方は性に合わないのでやりませんが^^;
私はローカーボふすまパンでダイエット順調なので(´ー`)
そのサイトで今糖質抜きについて論議がされています。
糖質は体にとって重要なものなのに抜いて言い訳がない、脳の栄養は糖分だけなのに抜いたらボケる、将来体こわす、糖質抜くと反動で過食になる、足りなくなった糖分は骨とか筋肉とか溶かして作るから危険とか色々と・・・
江部先生のブログなり読んで理解したうえで私は始めましたが、こういうの読んでしまうと少し不安になってきます;;
私は米大好きですが、今のところ反動で食べるなんて事はありません。
体調いいし、あんまり気にしなくていいのでしょうか。。。』
ぷにぷにさん、いつもコメントありがとうございます。
結論から言いますと、気にせんでいいです。
今のまま糖質制限を続けてください。
で、疑問その1、糖質0のふすまパンについてです。
まず、ふすま粉なんですが、小麦の外皮を粉にしたもののことをいいまして、食物繊維が多いので健康食品として注目されています。
小麦の外皮なのでグルテンが含まれておらず、これだけでは発酵してふくらまずパンになりません。たいがいのふすまパンと称して売られているものは、普通の小麦にふすまを混ぜて焼いたものが多いです。
そんなふすま粉ですが、小麦に比べて糖質含有量が低く、そこに目をつけてなんとかパンにしてやろうと考えられた方がおられました。
我々もその一人(笑)で、京都高雄倶楽部の販売サイト、糖質制限ドットコムでもふすまパンを開発し、「ローカーボふすまパン」として販売しております。
我々が販売している「ローカーボふすまパン」、糖質含有量が100gあたり約2gと、小麦のパンに比べると、約95%も糖質がカットされているわけでして、だからこそ糖尿病の方や糖質制限実践中の方でも、安心してお召し上がりいただけるわけなんですね。
さて、ここからが問題なのですが、このふすま粉自体の糖質が0かといえば、そうじゃないんですね。
当社の「ローカーボふすまパン」、散々苦労して糖質量を落としましたが、それでも100gあたり約2gの糖質が残ってしまいました。
ナニゆえ糖質があるかといいますと、ふすま粉そのものに糖質が含まれているからなんですね。
最近よく見るふすま粉製品の広告文句に、「糖質0」を見かけますが、ふすま粉には、100gあたりだいたい20~30gの糖質が含まれています。
先ほども書きましたが、ふすま粉だけではパンにならないので、各社それぞれ苦労して膨らますための企業秘密を加えるのですが、例えば、ふすま粉に何かを加えれば、加えた分だけ糖質の割合って減りますよね。
けれど、ふすま粉を原料に使っている限り、糖質0にはできんわけです。
原材料表示で、0の表示が出来るほど微量のふすま粉しか使っていないのなら話は別ですが、それだとふすまパンと名乗るのはどうかなと思いますし…。
<つづく>