糖質制限と下痢
- 糖質制限
今朝、江部康二先生にお会いしましたら、開口一番
「牛乳ダメだったの?だったら飲まなきゃいいのに」
と笑われてしまったあらてつです。
私も、今回ばかりは心底後悔しました。
でね、朝っぱらから尾籠な話で恐縮ですが、下痢の話が出たついでといっちゃなんですが、糖質制限と下痢についてコメントいただいたので、書いてみようと思います。
もし、このブログを開いたのが食事前なら、ここから先は、食事終わってから読んでくださいね(笑)
『牛乳より米が・・
なるほど、お付き合いの時は洋食屋さんのがいいですね。最近和食ばかりで大変な日々でした。しっかり太りました。やばい。
しかし最近腹の調子が悪いです。牛乳じゃなくて米です。お付き合いで米を食べると腹を壊します。もう糖質を受け付けない身体になってしまったんでしょうね、おそらく。
さて我が中華の聖地、王将四条大宮店(王将世界一号店)には良く通っていたのですが、上記の理由でもう大宮定食は食べられないかもしれません。ああ、でもライスだけ残せば大丈夫かなあ。
うぅ・・お腹空いたので失礼しまぁす。』
菓子折りさん、いつもコメントありがとうございます。
四条大宮の王将が1号店だったとは、京都に住みながら全然知りませんでした。
あ~、王将、久しく行ってないですね~。王将の餃子、けっこう好きだったんですが…。
で、下痢なんですが、私も炭水化物(糖質)を食べると下痢します。なんでだろうと江部康二先生に聞いてみました。
糖質制限を始めると最初のうちは下痢やら便秘するのですが、そのうち落ち着きますよね。
これって腸内細菌のせいなんだそうです。
現代の食生活だと、乳離れした瞬間から炭水化物(糖質)にどっぷり浸かってしまうわけですよね。
そして成人して糖質制限を始めるまでは、何十年かその腸内環境が保たれるわけです。
そうすると、すっかり炭水化物(糖質)中心の食生活に適応した腸内細菌になるそうなんですね。
糖質制限を始めると、それまでの炭水化物(糖質)中心の食生活から、タンパク質・脂質中心の食生活に一気に変わります。
ところが、腸内細菌は急に変わりませんから、下痢したり便秘したりしてしまうそうなんです。
糖質制限を続けていくと、徐々に炭水化物(糖質)に適応した腸内細菌から、タンパク質・脂質に適応した腸内細菌に変わっていって、お腹の状態も安定していきます。
こうやって、すっかり糖質制限モードに切り替わるのですが、糖質制限に適応した腸内細菌になると、今度は、炭水化物(糖質)を摂ると下痢(便秘)しちゃうんですね~。
このことは、私も自らの体を実験台にして試してみました。
私の場合、1日1炭(あ、炭水化物のことです)なら大丈夫なんですが、2炭で半ゲリ、3炭で全ゲリになってしまいます。
これは、何度もトイレにこもりつつ、我が身で数回に及ぶテストに及んだので、まず間違いない実験結果だと思います。
人体の適応能力ってすごいなって、妙な感心してしまいましたね、はい。