糖質制限な新フィナンシェと新クッキーのお話
- 糖質制限
来週、名古屋方面に出張に行きます。新人ゴイチの頭の中が、仕事より味噌煮込みうどんで満たされているのを見て、私はいったい何を食えばいいのか思案に暮れているあらてつです。
名古屋の名物で糖質制限って何があるのでしょう???
フィナンシェの続きいきましょう。
で、この新フィナンシェですが、なんでまた「おから」を使ったかといいますと、おからって、大豆よりはるかに糖質が低いんですね。
ですから、これまでの大豆製品よりも糖質量を大幅に減らすことができます。
しかも、これまでの大豆を原料に作られてきた商品の最大の欠点である、“大豆独特の臭み”がないので、大豆の臭みが苦手だった方も安心してお召し上がり頂けます。
ですが、この「おから」、なかなかクセモノでして、どうしても「美味しいフィナンシェ」にならなかったんですね。
「菓子職人」稲井社長、とにかく味には厳しい方ですから、ケーキの出来に妥協はされません。
何度か試作を繰り返され、その度に試食をさせて頂きましたが、私みたいなケーキの素人からすれば、充分以上に美味しいフィナンシェに出来上がっています。
しかし、「菓子職人」の名前を出して売り出す以上、中途半端なものは出せないと、更なる改良を加えて出来上がったのが江部康二先生講演会でお披露目した「新フィナンシェ」なんです。
「おから」を原料にしたフィナンシェとして、「菓子職人」さんの名前を出して恥ずかしくない「フィナンシェ」ができたと思います。
そして、肝心の血糖検査結果ですが、例によって江部康二先生にご協力頂き検査を行ったところ、以下のような結果と相成りました。
11.19月曜日、午後7:25 空腹時血糖値:120mg(昼食後6時間)
抹茶フィナンシェ摂取後、1時間血糖値:115mg
11.21水曜日、午前8:00:空腹時血糖値:133mg
カフェフィナンシェ摂取後、1時間血糖値:126mg
全然上がっておりまへん!
スゴいでしょ~。
これぞまさしく京都の職人技のコラボレーション!大本山南禅寺御用達、南禅寺豆腐の「服部食品」のおからを、「菓子職人」稲井啓一朗パティシエが見事な洋菓子に焼き上げて下さいました。
京の伝統の味とフランスの伝統菓子とのコラボレーションでお届けする、極めつけの糖質制限スウィーツです。
1月販売予定です。皆さん、期待してお待ちくださいね~。
さて、ここまで読まれた皆さん、冒頭の写真気になりませんか?
フィナンシェと形が違うような…。
これぞ「菓子職人」さん御自慢の逸品「ほろほろクッキー」の「糖質制限食バージョン」です。
<つづくよーん>