続・カロリーを消費したら糖尿病にならないか?あらてつ的考察
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最近、3歩進んで5歩下がっているような気がするのはきのせいでしょうか。あらてつです。
前回、アントニオ猪木さんはすっごいことカロリー摂取しているけど体脂肪は少ない、金本選手の体も鋼のように締まっていて贅肉なんてない(あ、金本選手は糖尿病じゃないですよ)、力士の方も体脂肪率は低いなんて話を書きました。
では、一般人よりもカロリー消費量が格段に多いスポーツ選手に、糖尿病になる方がいるのはなぜか?
カロリーが糖尿病発症の原因で、カロリーを消費していれば糖尿病にならないのが本当なら、スポーツ選手は糖尿病になるわけありませんよね。
ここに、現在の糖尿病治療の大前提である、「糖尿病の原因=カロリー」説の最大の矛盾が露呈しています。
脂質1gは9kcalあります。糖質のカロリーは1gで4kcalです。同一重量で、脂質は糖質の倍以上のカロリーがあります。
カロリーが血糖値を上げるのなら、この両方を食べ比べたら、血糖値が上がるのは脂質のはずです。
しかも、糖質の倍以上のカロリーがあるのですから、血糖値も倍以上上がらなければおかしいですよね。
でも、実際に血糖測定をすればわかるのですが、脂質と糖質を食べ比べた場合、血糖値が上昇するのは糖質です。カロリーの高い脂質では決してありません。
この時点で、「糖尿病の原因=カロリー説」は崩れましたね。
次は、「糖尿病の原因=カロリー説」では、糖尿病になるわけのないスポーツ選手がなにゆえ糖尿病になるのか、考察していきます。
<つづく>