続々・糖尿病増加の原因はエアコン?
- 糖尿病
- 糖質制限
朝起きた時はまだ雨が降ってなかったのですが、朝食を食べているとけっこうな勢いで雨が降ってきました。バイク通勤なもんで、雨の中の出勤は憂鬱です。
けれど、自宅を出ようとすると、雨がやんでいるではありませんか。
やはり、自分の日ごろの行いが良いからだと、勝手な解釈をしているあらてつです。
前回からの続きです。
ここの部分を大きく勘違いされている方が多いのですが、あくまでも「カロリー」というのは「熱量」を示す「単位」であって、「栄養素」ではありません。
したがって、「カロリー」と称される物質が存在するわけではありませんし、ましてや単なる「単位」が血糖値を上げるわけありませんよね。
だって、kgやcmは血糖値を上げませんから。
クドい話ですが、血糖値を上昇させるのは、「糖質」と呼ばれる「栄養素」の一種であって、「熱量」の単位である「カロリー」ではありません。
これって、普通に考えれば分かる話だと思うのですが…。
もっと分かりやすい例をあげましょう。
「脂質100kcal」と「糖質100kcal」を摂取した場合、血糖値が上昇するのは「糖質100kcal」です。
これって、カロリーは全く同じですよね。
でも、血糖値が上がるのは、「糖質」と呼ばれる「栄養素」です。「カロリー」と呼ばれる「単位」ではないのは明らかです。
それなのに、「エアコン使うようになって体温調節でカロリーを消費しなくなったから、余剰なカロリーが増えて糖尿病が増加した」なんて理論は、どう考えても成り立ちませんよね。
糖尿病を引き起こしているのは、余剰な「カロリー」ではなく、過剰に摂取した「糖質」です。
次回は、カロリーを消費したら糖尿病にならないか、あらてつ的考察をしていきますね。