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続々、「糖尿病は食べていけないものは無い」のか?

  • 糖質制限

朝起きたら雨降ってました。テレビをつけると気象予報士が、

「今朝は全国的に爽やかな青空が広がっています。」などと、のたまっていました。

この気象予報士の日本地図の中には、京都は入ってないみたいですね。あらてつです。

コメントご紹介第二弾です。

こんにちは、寿と申します。
いつも糖質制限に関して、実践的に参考にさせて頂いています。最近、2型糖尿病の食事療法についての方法論については判断が難しいと思うことが多くなりました。口福を生み出す美味しい食事は、精神的なゆとり、豊かな生活に結びついて、自分一人だけではなく、家族(夫婦や子供等)や友人達、みんな含めて、口福感を生み、共有できるんだなと思うことが多くあります。
本人の血糖のことだけを思うと、確かに糖質制限食必要性は十分認識できるのですが、口福を生み出すのは厳密な血糖管理だけではないと思うことも多いのです。自分なりに思うことは、食事には、三食炭水化物を食べさせた上、食後に1単位(80キロカロリー)くらいのデザートも必要で、また、糖質制限も必要。結局、これらのバランスよい食事が、口福を生み出す糧ではないかと思い始めました。
そのために、糖質を食べることによる血糖上昇には、血糖降下剤を飲ませるような矛盾した治療も必要で、それでも対応不十分な場合は、インスリンで治療って、現実的な治療だと思います。人間って、全てが丸く収まるって事はありませんよね。自分が口福になるために、たまには何かを犠牲にする必要もあるのではないか、犠牲を極力減らすための治療もありえるのではないかと思うことも出てきました。でも、最終的に向かう方向は、やはり、糖質制限でしょうね。そのための知識習得に余念は無いのですが、やはり、人生は、豊かに楽しみたいもの、心は常に揺れ動いているようです。ちと、抽象的で、上手く言い表すことは出来ませんが、なんとなくそう思うことがあります。

寿さん、コメントありがとうございます。

美味しいものを食べると幸せを感じます。それを制限されるのはとても辛いことですよね。

仰るように、「犠牲を極力減らすための治療もありえる」のも患者の立場としての一つの考え方ですよね。

しかし、これには患者側に選択肢なり情報が与えられているというのが大前提だと思うんですね。

昨日書きましたように、治療する側から食事と血糖値の関係についてや、こんな食事方法もありますし、また違った食事方法があります、今の症状ならこの治療食がベストだと考えますが、あなたはどれを選択されますか、などといった説明がきちんとなされているならば、その中から選ぶのは患者側の権利だと思うんですね。

ところが、今の日本での糖尿病治療は、全く選択肢が与えられませんし、治療する側が、選択肢があることすら知らない事例が多すぎます。

こんな状況で、患者側に説明もなしに「三食炭水化物を食べさせた上、食後に1単位(80キロカロリー)くらいのデザートを食べさせる」のはおかしいのではないかと私は考えます。

人間、そんなに強いもんじゃありません。やっぱり米やら甘いものを食べたい時もあります。

江部康二先生も「清く正しくより美味しく楽しく」がモットーと仰っておられますし、たまに羽目をはずされます(笑)

これは、江部康二先生ご自身が「糖質制限」をお知りになり実践されて、選択肢を持たれたからだと思うんですね。

寿さんも何かのご縁があって、江部康二先生やこのブログに来て頂き糖質制限を知って下さったのかなと思います。

せっかく選択肢が広がったのですから、「美味しく楽しく」糖質制限に取り組まれてみては如何でしょうか。

糖質制限の専門ショップ 糖質制限ドットコム