嗚呼、ハバネロよハバネロよ
- あらてつ的雑感
- 糖質制限
「おう、ちょっとこいよ。」
江部洋一郎先生が、ご自分でお電話掛けてこられるなんて初めてです。慌てて高雄病院まで飛んで行きました。
医局(ドクター方の部屋です)にお邪魔致しますと、江部洋一郎先生、満面の笑みで
「これこれ。」
と、袋を下さいました。
中を見ると、大量のハバネロが…。
「いっぱい取れたぞ。タバスコにしてみな。」
江部洋一郎先生、畑をされておられて、今、ハバネロが鈴なりだそうです。
「ハバネロ専門の農家にでもなろうかな(笑)」
ハバネロ以外にも、よく野菜を頂きます。どれも無農薬で作られていて、めちゃくちゃ美味しいんですが、ほぼ農業が本業となっているのではないでしょうか。最近、疑問に思うあらてつです。
で、職場に戻ると新人ゴイチが着ていたので、
「これ、院長先生がくれはった。美味いし食べてみ。」
新人ゴイチ、「辛いんじゃないっすか?」とスルドイ疑問を投げかけつつ、カジリつきました。
次の瞬間、台所にダッシュ。
悲壮な顔をしながら、ウーロン茶片手に汗だくになって涙を浮かべていました。
涙が出るほど嬉しかったんだな、うんうん、今日も朝から良いことをしたわい、これで死んでも天国に行けるのは間違いないと、一人うなずいていると、さにあらず。
「なんすかコレ!食べてくださいよ!」
と、怒っているではありませんか。
おかしい、泣いて喜んでたと思っていたのですが、どうも違ったようです。人の感性というのは分からないものですね。
私は、以前にも江部洋一郎先生から頂いて、歓喜の涙を流したので、今回は遠慮させてもらうと言うと、新人ゴイチ、無言で首を横に振りました。
仕方がないので、ほんの一口かじりました。
「痛いやんけー!」
辛いを音速の倍以上のスピードで通りこして、すでに痛いです。
一瞬で汗が噴出し涙が出てきました。
新人ゴイチにお茶くれと言ったのですが、ヤツはくれません。
こいつが地獄に落ちても、お釈迦様はクモの糸を垂らしてくれんぞと思いながら、台所にダッシュしました。
あれから1時間半ほど経ちますが、まだ口の中が痛いし体が熱いです。
これ、冬に食べたら暖房いらないのじゃないでしょうか。
新人ゴイチは寒がりなので、冬になったらヤツで実験してみますね~。