糖質制限でみんなブッディー 魚を食べると…2
- 糖質制限
知人の娘(5才)が言いました。
「なーなー、おっちゃん、わたしデブって漢字しってるで~。」
漢字でデブ???
「ふ~ん、お兄ちゃんそんな漢字知らんし教えて。」
「こうかくねん」
『太』
誰がこの子にこんなこと教えたのでしょうか、あらてつです。
前回の続きです。
ちょいと話が飛んでおりますが、ちゃんとオチますので今しばしのお付き合いをば。
この神経細胞の発達には、アラキドン酸やEPA、DHAといった脂肪酸が必要だそうですが、これらの脂肪酸は、穀物を含む植物には含まれておらず、魚やアザラシなどの海獣に多く含まれています。
人類が誕生した初期の頃、水辺に住んでいたので魚を良く食べていたそうです。
魚を食べる事により、容量が大きいだけの脳に神経細胞が張り巡らされ、知能が発達していったわけですね。
ところが、統合失調症の場合、これらの脂肪酸を栄養素としてうまく代謝できないそうです。
脂肪酸の代謝がうまくいかないことにより、脳の機能に何らかの異常をきたし、統合失調症の発病となるそうです。
しかし、狩猟生活を営んでいた頃は、基本的に摂取する食べ物は穀物ではなく魚や動物だったので、比較的、アラキドン酸やEPA、DHAを摂取することができており、統合失調症も社会生活を送る上でさほど問題とならない範囲でした。
ところが、狩猟から農耕へと変わっていくと、食物の内容が変わり、これらの脂肪酸を摂取することが出来なくなってきます。するとこれまで問題とならないレベルだったものが、周囲に充分な影響を持つものに変わっていったのです。
そして生み出されたのが文化なんですね。(このあたりは前回も書きましたね。)
魚を食べてアラキドン酸やEPA、DHAを摂取することにより、人類は知能を発達させていき、統合失調症の遺伝子を持つ“天才”によって牽引されるように文化が発達していったそうです。
<つづく>