糖質制限でみんなブッディー 最終回
- 糖質制限
熱発、未だ下らず。あらてつです。
昨日の続きです。
この遺伝子が発生して統合失調症という疾患が生まれますが、症状が軽かったり発病に至らず、さして問題とならない時代が続きます。
しかし、農耕が始まり穀物を主食として食べるようになると、重篤な統合失調症が現れるようになり次第に周囲に様々な影響を与えるようになります。
発明家であったり、宗教家であったり、指導者であったり、歴史に名を残している天才と呼ばれている方々がいます。
全部が全部そうではないですが、その方たちに多く共通するのが、近親者に統合失調症の方が多いという点だそうです。
通常、どんな病気でも民族によって発生頻度は変わるんですが、統合失調症は世界中、どの民族でも人口の1%の割合で発病します。と
ころが、上記のような方々の中においては、発生率が跳ね上がるそうなんです。
統合失調症の遺伝子を持つ方たちの共通点として、何パーセントかに、凡人には想いつかない発明や行動をしたり、芸術的な才能があるなどの、いわゆる “天才”が出現することがあります。
このような天才が現れることにより、様々な道具が生み出され、宗教が生まれ、強力な国家といった集団が生み出されていったというのが、この著者の仮説です。
もちろん、この説が科学的・医学的に証明されたわけではありませんが、糖質制限を実践することにより情緒が安定することや、てんかんや統合失調症の治療食として、糖質を制限した食事がある一定有効であることなど、全くの仮説だと言い切れない部分があると思うんですね。
京都西院ボクシングジムのsジムさんも、糖質を食べなくなって精神的に落ち着いたとコメント下さいました。
やはり、歴史的に今まで脂肪を代謝してきたのが、糖質を代謝するようになって代謝システムに狂いが生じた結果、身体的な病気のみならず、精神疾患も重症化してきたのだと思うのですが、どうでしょうか。