糖質制限でみんなブッディー2
- 糖質制限
今日の京都は、朝からえらい蒸し暑いです。
そのうち京都盆地は、アマゾンのジャングルになるんちゃうかちゅーくらいの勢いです。
そういえば、このまま温暖化が進めば、沖縄でマラリアが大流行するなんて記事が新聞に出でました。
寒いのは大嫌いですが、けったいな病気が流行るのも困りもんですね。あらてつです。
昨日ご紹介したミントさんと仇さんのコメントと、今回の話題がどう関係してんだろとお思いの方もおられるでしょうけれど、今しばしお付き合いのほどを。
小児の難治性のてんかんに、ケトン食療法が効果的だと昨日紹介しました。
脂肪80%の食時で、精神行動面での改善がみられると。早い話、情緒が安定するわけですね。
江部康二先生の患者さんで、小児てんかんの方がおられるのですが、親御さんが糖質制限がケトン食に似ているので、もしかしたら効果あるかもと高雄病院まで診察に来られたそうです。
以前、高雄病院に取材に来られたライターさんが、精神科の治療で、糖質制限のようなことをやっているクリニックが数件あると教えてくれました。
鬱病や統合失調症の治療に、ある一致の効果を上げているそうで、この分野では、わりと早くから糖質を制限した食時を取り入れているらしいんです。
江部康二先生が糖質制限をされてから、“仏の江部康二”になられたとか、“プッツンのあらてつ”が“微笑みのあらてつ”になったことも、てんかんや精神科での治療に有効なことと関係あるような気がするんです。
てんかん治療のケトン食と糖質制限の共通点は、共に糖質を摂らないのでグルコーススパイクが起こらないことなんですね。
グルコーススパイクが起こらないと代謝が安定するので、アレルギー疾患や様々な病気を予防することができるのは、江部康二先生のブログでも、何度も出てきました。
この代謝の安定が情緒の安定につながり、結果的に精神疾患に効果があるのではないかと。
現に、統合失調症が現れたのは、人類が糖質を摂取するようになってからだとの説もあるんです。
<つづく>