続×6 糖質制限の長期的予後は?
- 糖質制限
今年の夏はあんまり暑くないね~、なんて夕べ話をしていたら、今朝、起きた瞬間から汗だくになってました。
思わずシャワーを浴びたのですが、職場に着いたらまた汗だくになってた、あらてつです。
今日も前回からのつづきです。
結局のところ、魚やらサプリメント売りたい人達が、ダイアベルグ博士の調査結果を引っ張り出してきているんですね。けれど、そのどれもが途中で話が捻じ曲がっていて、臨床的な実証がなされたかといえば、そうではないんです。
要するに、明確な根拠が足らんのです。
糖質制限もまだまだ発展途上であり、長期に亘る臨床データや疫学的データが無いのは最初に書いた通りです。
しかしながら、これまで8年間積み重ねた臨床データは、イヌイットの方たちと同じ「低糖質・高タンパク・高脂肪の食事内容」で、すべての成人病のリスク指数が改善することを示しています。
しかも、糖質制限では、DHAやEPAの摂取を積極的に勧めているわけではありません。
DHAやEPAを摂ろうが摂るまいが、糖質さえ摂らなければ同じ結果なんですね。
これは、明確な根拠になりうると思うのですが、どうでしょうか?
さて、次回から、イヌイットの方たちの例以外で、糖質制限の長期的予後を検証してみますね~。
あ、街のくまさん、コメントありがとうございました。
見てくださる皆さんと一緒に考えるきっかけになるので、公表で出して下さってよかったですよ~。