続々々、糖質制限の長期的予後は?
- 糖質制限
最近、なるべく7時間以上は寝るようにしているのですが、眠くて眠くて仕方ありません。第5次くらいの成長期に入ったのでしょうか、あらてつです。
さて、イヌイットの方々とデンマークの方々の疾患の違いは、糖質の摂取量だよん、なんて前回書きました。
「強引なこじつけや~。」「その調査でEPAが発見されたんやろ?血管性の病気が少ないのは、EPAのせいちゃうのん?」との声が聞こえて来そうです。
確かに、この調査で世界で初めてEPAが発見されたのですが、あいやしばらく。
ちょっと私の話を聞いてください。
この調査を引き合いに出して、
「イヌイットに心疾患が少なかったのは、血液をサラサラにするDHAやEPAの多い魚をいっぱい食べていたからですよ、だから魚を食べましょうね。」
なんて書いてある記事を見かけます。
そんな記事をよ~く読んでますと、途中で「あれ?」と思います。
最初の方では、
「イヌイットの主食は、アザラシやクジラや魚の生肉です、いつもたくさんの動物性脂肪を食べています。」
なんて書いてあるのが、
途中から、
「冷たい海に住む魚の脂肪は、動物の脂と違って低い温度でも固まりません。魚をたくさん食べているから血液が固まりません。」
と論調が変わってるんですね~。
中には、同じ文章の中で、
「アザラシ、クジラ、魚がイヌイットの主食です。」
が、DHAやEPAの効能を謳う段になると、
「イヌイットの食事は、魚やアザラシなどの海の動物ばかりです。」
に変わっているものもあります。
アザラシ、クジラ、魚の順やなかったっけ?
どうあっても、魚を食べていることにしたいみたいですね。
<つづく>