糖質制限の長期的予後は?
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無趣味な人間だったのですが、最近、植物いじりがお気に入りのあらてつです。
仕事部屋をジャングルにするのが当面の目標になりました。
さて、今まで何度か書きましたが、この仕事に携ってから、糖質制限についてのご相談を、毎日頂きます。
先日も、糖質制限に関するご質問を電話で頂いたんですが、全く初めてお聞きする事例で、返答に困ったのですね。
で、私ではお答えできなかったので、江部康二先生に聞いてお答えしますと一旦電話を切って、午後から江部康二先生を訪ねて高雄病院まで行ってきました。
相談内容を江部康二先生に質問内容をお話ししましたら、「それはわからんな~」と首をひねっておられたのですが、「俺とあんたの尿を検査してみよう」と検査技師さんに電話をされました。
江部康二先生で約6年、私が約3年半糖質制限を続けておりまして、この二人と、もう一人、1年以上糖質制限を続けている検査技師さんがおられるので、3人で検査してデータを見てみようとなったのです。
その結果と詳しい内容は、是非、本日の江部康二先生のブログを見て頂きたいのですが、私がビックリしたのは、江部康二先生の行動の早さと検査結果です。
関係者の私が言うのもなんですが、江部康二先生、患者さんはもちろんですが、本を読んだ方からの手紙などにも、すべて返事をかえされますし、質問にも丁寧に答えられます。
ブログをご覧になられた方は良くお分かりかと思いますが、コメントにもちゃんと返事されますし。
ブログの世界では当たり前っちゃあ当たり前なんですが、忙しい中ここまでされるDrは、そうそうおられないと思います。
(コメント拒否のブログもありますよね…)
質問にはきちんとお答えするという、江部康二先生の信条が垣間見れて、感服致したしだいです、はい。
で、長期的予後です。
糖質制限の批判でもっとも多いというか最終的に行き着くところがこれなんです。
『糖質を食べなかったら血糖値は上がりません』とか、とか『血管性の疾患リスクが減る』とかは、生理学的な事実や欧米での大規模調査の結果、また、高雄病院での臨床データから明らかなので、否定のしようがないんですね。
ですが、確かに20年30年糖質制限を続けるとどうなる?
といったデータは、残念ながらありません。(イヌイットの方々データはありますが)
<つづく>