糖質制限と糖尿病と炭水化物
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私が出かけようと予定を入れると、八割の確率で雨が降るなど天気が崩れます。以前、スキーに出かけた時なんて、行く前までは雪が無いなんて困っていたのですが、猛吹雪に合いました。
これって、運が良いのでしょうか、それとも、一度お払いに行った方が良いのでしょうか…、あらてつです。
本題です。
先週、江部康二先生の本を読んだんだけどと、電話でお問い合わせをいただきました。
「ラカントを買ったんだけど、成分を見ると炭水化物が98.5%と書いてある。糖質制限食では、炭水化物を禁止しているのでラカントはダメなんじゃないか。」
なんて内容でした。
成分表を見ると、100g中炭水化物98.5%となっています。
うーむ。
炭水化物の説明からせねばなるまい。
確かに、糖質制限食では“炭水化物”を制限していますが、厳密に言いますと、“炭水化物”に含まれている“糖質”を制限するのです。
ややこしいですか?
ここで、炭水化物の定義ですが、「食物繊維」と「糖質」が合わさったものを、「炭水化物」と呼びます。
要するに、「食物繊維」+「糖質」=「炭水化物」といった公式(?)が成り立つわけですな。(別に「炭水化物」-「食物繊維」=「糖質」でもかまいませんが…。)
例えば、今私の机の上にあるこんにゃくなんか(なんで机の上にこんにゃくがあるのかは置いといて)、100gあたり3.5gの炭水化物となっていますが、この炭水化物は食物繊維で、糖質はほとんどゼロです。
ですから、「炭水化物」=糖質制限食で制限しなきゃいけない「糖質」 ではありません。
何となく分かって頂けたでしょうか?
で、糖質なんですが、一概に糖質と言っても、いろんな種類があります。
りんごに「富士」やら「王林」やら「ジョナゴールド」やらあるのと同じです。
次回は、この辺りをもうチョイ詳しく。(りんごの種類じゃないですよ)
<つづく>