糖尿病と糖質制限 腎臓に悪いんちゃうか編
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最近、ニワトリより早起きする自信が出てきました。あらてつです。
根拠ってなに?なんて話をすると、次に返ってくるのが、「高タンパクは腎臓に悪い」
その根拠は?
確かに、腎臓が悪くなった方は、高タンパクな食事をすると、死亡率が上がると、30年前にイタリアの学会で発表されました。
けれど、これは既に腎機能が悪くなった方の話。タンパク食べて腎臓が悪くなるなら、私の周囲のスポーツ選手は、みんな腎機能障害になっていることになります。
特に、ボディビルジムの方々は、糖質制限なんて比べ物にならないくらいおっそろしい程、高たんぱくな食事内容です。
ああそれなのに、それなのに。
年齢を重ねて引退された方含めて腎臓悪くなったなんて話、聞いたことないです。
ここで、糖質制限食の栄養比率を書きますと、糖質が35%以下、脂質が40%前後、タンパク質が25%前後、となってます。
これがバランス悪いのかどうかは、私には分かりませんが、少なくとも血糖値は上がりませんし、糖質制限を続けることによって、中性脂肪や悪玉コレステロールなどが下り、動脈硬化のリスク要因の全てが改善します。
ちなみに、このイタリアでの学会発表があるまで、日本では、腎臓に障害があって尿にタンパクが降りる患者さんに、タンパク食えタンパク食えなんて治療してたんですよ。
それが、この発表以後、いきなりタンパク食うなに変わりました。
「バランス良く!」なんていってる方々も、ある日いきなり「糖質食うな!」ってなるかも知れません…。