江部康二先生とチョコレートと漢方薬
- 漢方
先日、所用で江部康二先生のもとを尋ねたら、「黄砂で鼻がグズグズなんだって?」と漢方の煎じ薬を出して下さいました。
江部康二先生、私のカルテをぺらぺらめくりながら一言、
「体弱いなぁ。」
再び千の持病を持つ男、あらてつです。
江部康二先生によりますと、黄砂でアレルギーなんじゃなくて、ガヤの花粉じゃないかとのことでした。
帰ってニュース番組見てたら、その花粉が今年は多いってゆうてました。なんてタイムリーなんだろう。
煎じ薬、マズいけどよく効いてます。ありがとうございました。
で、その江部康二先生がチョコレート好きだとは聞いてましたが、まさかここまでとは思いませんでしたねー。
そういえば、以前に食事に連れていってもらった時、バレンタインでもらって置いてあったチョコレートを、酔っ払って帰った時にムサボリ食べて、翌日、ご家族から白い目で見られたなんて話をされていたのを思い出しました。
そこへもって、売り場のチョコレートを買占められるとは…。
江部康二先生、恐るべし!
けど、確かにロッスチョコは美味しいと思います。
少々高いのが難点ですが、石油から合成した人工甘味料は使っていませんし、チョコそのものの味が良いと思います。
なんでも、ベルギーのカレボー社製の純チョコを使っているそうで、それだけでも美味しそうに思えるのは私だけでしょうか。
これでもうちょい安かったら言うことないのですが…。
メーカーさん、頑張ってくださいね。
漢方薬の話に戻ります。
高雄病院は、もともと漢方治療、アトピー治療で有名でして、それこそ日本中から患者さんが来られます。
少し前、朝日新聞の関東版に、漢方薬で腎機能改善と高雄病院の治療が取り上げられました。
詳しい話は知りませんが、クレアチニンの数値が下ったとか、透析に至るまでを延ばすことが出来るとか、書いてあったと思います。
それを読んで、多数の腎臓病の患者さんが来られたと聞いてます。
私はひどい花粉症で、毎年毎年、春になると目も当てられんくらいえげつない状況になります。それが、漢方薬によって、この二年、春の花粉症は出ていません。
この花粉症の漢方薬もそうなんですが、腎機能も漢方薬で改善するなんて、思ってもみませんでした。
7年前、私が高雄病院に就職するきっかけになったのは、京都新聞に江部康二先生が連載されていた、“漢方養生訓”を読んだことです。
分かりやすく読みやすい文章で、それまで漠然と持っていた漢方薬のイメージが変わったのを覚えています。
江部康二先生は、糖尿病関連の話題でブログを書かれていますが、また、漢方のお話をお聞きしたいですねー。
糖尿病患者さんの中には、腎機能の心配をされておられる方も多いと思います。
その辺りをからめて書いて頂けないかなぁ…。