続々々 始めてみよう糖質制限 困ったこと編
- 糖質制限
夕べから、激しい下痢に襲われております。
お釈迦さまも良寛さんも下痢で亡くなられました。
私もお釈迦さまのやうに沙羅に木の下で死んでいくのでせうか、あらてつです。
朝から尾籠な話で恐縮です。
恐縮ついでに、今日の困ったちゃんは、糖質制限と下痢。
超糖質制限に取り組んで4ヵ月後、沖縄へ旅行に行ったときの話です。
体重の落ちたし体調も良いし、糖質制限のやり方もすっかり分かったしで、旅行中は糖質を解禁しようと浮かれ気分で那覇空港に降り立ちました。
空港内に流れる“ハイサイおじさん”を聞きながら、頭の中を巡るのは“沖縄そば”“タコライス”“沖縄名物 巨盛り定食”“じゅうしい”“ポークおにぎり”“サーターアンダーギー”“オリオンビール”と、炭水化物オンパレード。
沖縄でいつもお世話になるタクシーの運転手さんに、これまた沖縄に行けば必ず行く沖縄そば屋に向かってもらい、4ヶ月振りの炭水化物&1年ぶりの沖縄そばに舌鼓を打ちました。
この後も、ひたすら炭水化物を食べまくり飲みまくり、久々に血糖値上がりまくりの1日を過ごしましたとこまでは良かったのですが…。
オリオンビールと泡盛をしこたま飲んで、意識を無くした午前2時、あまりの腹痛に目が覚めて、トイレにかけこみました。
ここから先の描写は控えておきますが、とにかくひどい下痢。
このあとも明け方にかけて、トイレと寝室を往復すること10回以上、ほんまに死んでしまうんとちゃうやろかと思うくらいの勢いでしたね。
あまりにひどい状況だったので、何かにアタッタかと思いましたが、一緒に行った彼女も同じものを食べていたのに、
全然平気でけろっとしています。
おのれ甲賀め毒を盛ったな、なんて話があるわけもなく、原因不明なままで、翌日、はしゃぎまくる彼女を横目に、無人島のビーチでぐったりしていました。
浜に横たわってアジサシにつつかれている様子は、はたから見れば、打ち上げられた土左衛門のようやったと思います。
兎にも角にも、帰宅の日になり、結局、下痢の原因がわからぬまま、調子の悪いお腹を抱えて帰宅の途につきました。
ところが、京都に帰ってきてまた糖質制限を再開したのですが、途端に調子が良くなったのです。
他に思い当たるフシがないので、これはもしかしたらと、試しに三食炭水化物にしてみると、てき面、下痢です。
この1回だけでは臨床データ(?)として不正確なので、日を変えて数回試してみましたが、やはり下痢です。
どうやら、糖質制限を続けて炭水化物が食べられない体になったようです。
そうか、人間てもともと炭水化物を食べるようにできてないんかと、変な感心をしましたねー。
ここまで読んで、そんなアホなと思われたそこのアナタ!
ほんまでっせ。
実験した日は、下痢するその他のファクターを徹底して排除し、万全の体制で実験に望みました。
その結果、炭水化物意外に下痢の要因は考えられない!との結論に達したのです。
この実験の後、1日何炭(炭水化物)までなら大丈夫か、再び実験してみたのですが、1日1炭なら問題なし、2炭になるとお腹がゆるむor半下痢、3炭になると全下痢になることが判明しました。
この壮大なる実験結果は、是非とも江部康二先生にお聞かせせねばと、喜び勇んで江部康二先生を訪ねたのですが、
「それはないやろ~」
の一言で終わってしまいました…。
未だに怖くて1炭以上の炭水化物を摂れません…。