続・始めてみよう糖質制限 困ったこと編
- 糖質制限
家電のデジタル化についていけません。あらてつです。
昨日のブログを読んで、疑問を持たれた方もおられるのではないでしょか。
「そんな食うて、ほんまに大丈夫か?」と
お答えしましょう。
大丈夫です。
糖質制限は、基本的にはカロリー制限をしません。
タンパク質や脂質中心のおかずばかり、しかもお腹いっぱい食べても、米やパンといった主食も食べる食事より、ともすればカロリーは低くなります。
例えば、ご飯約150gでだいたい標準的な茶碗一杯分なんですが、これで、カロリーが252kcalです。(ちなみに糖質は55.2g)江部康二先生の『糖尿病が良くなるごちそうレシピ』に出てくる牛赤身ステーキ150gのカロリーが474kcal(糖質0.3g )。
少食の方ならいざ知らず、普通にごはんをおかわりしたら、それだけで500kcalを超えます。パンの場合、もっとカロリー高くて、食パン6枚切りの1枚分、60gで158kcal(糖質26.6g)、150g換算だと395kcalになります。
糖質を制限しない食事の場合、これにおかずのカロリー、しかも、根菜も使うし砂糖も使った糖質の多いおかずのカロリーが加わります。
おかずと主食を食べるならまだしも、一般的に行われている食事“ラーメンライス”なんか、中華麺150gで224kcal、それにご飯とスープのカロリー足したら、えらいことになります。おまけに、ラーメン屋のご飯て150g以上あるやないですか。
“ラーメン大盛り”“ごはんおかわり!”なんてすると、それこそおっそろしいカロリーになりますよね(そこのアナタ、身に覚えがあるでしょう)
これがチャーハンとラーメンならもっとカロリー高いですし、うどんとご飯の“うどん定食”でも同じことです。
しかも、ダブル炭水化物で一気に血糖値を上げますし、余った血糖はインスリンによって中性脂肪に変えられてしまいます。
『糖尿病が良くなるごちそうレシピ』に出てくる牛赤身ステーキには、此の他に「焼き野菜」「みょうがの酢の物」「こんにゃくの炒め物」「モロヘイヤのスープ」「冷奴」がついて、736kcalです。普通の方がこれだけ食べれば、充分お腹が膨れる量ですが、ご飯3杯ぶんのカロリーにも満たないですよね。
私はけっこう大食いなので、昨日書いたみたいにそこそこの量を食べますが、それでも主食を食べていた頃より摂取カロリーは低くなってます。
なんちゅーても、 “ご飯のおかわり”しませんから。
しかも、糖質制限は糖質の摂取が少ないので血糖値があがりませんし、余剰な血糖が中性脂肪に変わることもありません。
また、糖質を取らないということは、常に脂質をエネルギーとして消費しているので、ラードの塊を1キロ食べるなんてことしない限り、脂肪分の多い食事でも、先に脂肪から燃焼してくれるので太りません。
ただし、財布はやせていきますが・・・。
落ちがついたところで、今日はこのへんで…。