始めてみよう糖質制限 困ったこと編
- 糖質制限
ここのところ、目はかゆいは、鼻は詰まるは、クシャミはひどいはで、えらいことになってます。あらてつです。
春の花粉症、杉とヒノキは、高雄病院院長、江部洋一郎先生の漢方処方で乗り切ったのですが、ここにきて花粉症と同様の症状が私を襲っています。
ベランダの手すりやらバイクがえらい汚れてるんで、黄砂かとも思ったのですが、まだ黄砂って飛んできてるのでしょうか。それとも、何かの花粉が飛んでるのでしょうか。
今までこんな時期にこんな症状でなかったんだけどなぁ。
で、本題です。
糖質制限を始めると、当初予測しなかったことがいろいろと起こりまして、他にもこんなこと困ったって話を聞いたので、これから始める方の参考になればと思います。
まず1番の問題は、
食費が高い!
エンゲル係数、うなぎ上りです。
糖質制限は、その名の通り糖質を制限するので、主食は食べません。おかずばっかり食べます。そのおかずも糖質を減らしたおかずです。
おかずばっかり、しかも糖質をカットするので、当たり前ですが血糖値は上がりません。そこが糖質制限のねらい目で、糖尿病の患者さんにとって1番いいとこなんですが、逆に言えば、血糖値が上がらないので、米やらパンやらを食べたときの様な満腹感がないんです。
もうちょっと分かりやすく言いますと、糖質を食べると急激に血糖値が上がって、いわゆる、「お腹いっぱいや~」という満腹感を感じます。
ところが、タンパク質や脂質は血糖値を上げないので、この “満腹感”を感じないのですね。
ようするに、食った気がしません。
いや、おかずばっかり、しかもかなりの量を食べるので、お腹は膨れるし “お腹いっぱい”になるんですよ。けれど、お腹は膨れるのですが満腹感がないんです。(分かっていただけますでしょうか…)
ですから、いきおい肉や魚をいっぱい食べてしまいます。
肉や魚をいっぱい食べる=肉や魚をいっぱい買う=その分食費がかかる=エンゲル係数の上昇、という“4段論法”(?)が成り立つわけです。
いかにスーパーのタイムセールを狙って、近所の主婦と激しい争奪戦を繰り広げても、毎日のことなので、やはり厳しいもんがありますね。
なるべく野菜もいっぱい食べて、それでカサを上げようなどと努力しますが、青虫じゃあるまいし野菜ばっかり食べてられません。
沖縄風味噌汁は強い見方ですが、これだけでは限界がありますし…。
糖質制限を始めて、おかげでスーパーの安売りには敏感になりましたが、日本の物価の高さをまざまざと思い知らされましたね。
<つづく>