小児糖尿病の原因は?
- 小児糖尿病
- 糖質制限
最近、ヒゲを伸ばしてるのですが、山羊っぽくなってきたあらてつです。
ヒージャー汁が飲みたいなぁ。
今回は、小児糖尿病の続きです。前回、今の子ども達は糖質を取り過ぎだと書きましたが、具体的にはどのような食生活をしてるのでしょうか。
テレビに出てた子どもや、学童保育に来ていた子どもの例を書きましたが、今回は、私の知人の子ども達の食生活を紹介すると、
<朝食> チョコレートパン、ドーナツ、ココア(砂糖入り)
<昼食> 学校があれば給食、休みの日は、ご飯とうどん、ご飯と ラーメン
<夕食> チャーハン、オムライス、カレーライス、ふりかけご飯、おかず
給食以外は、ほとんど炭水化物(糖質)です。しかも、これが特別な例でないのが恐ろしい。
これ以外に、ポテトやコーンで作ったスナック菓子(成分のほとんどが炭水化物)、チョコレート、ガム、アメ、その他ありとあらゆるお菓子を毎日食べてます。
ちろん、清涼飲料水もぐびぐび飲みます。(以下、糖質という言葉が一般的でないので、炭水化物と書きます。ここでは、糖質と同じ意味と考えて下さい。)
以前に、炭水化物が好きな人は、総摂取カロリーの80パーセントが炭水化物だと本で読んだと書きましたが、この場合、口にするものの9割がた炭水化物ではないでしょうか。
しかも、一気に血糖値を上げてしまう精製された炭水化物です。好きでなくても、これだけの炭水化物を毎日食べているわけです。
もちろん、炭水化物を食べるたびに血糖値が上がり、インスリンが分泌されます。
このように、一日中膵臓からインスリン出っ放しの食生活を幼少の頃から続けていたら、それこそ20代を待たずに膵臓が疲弊してしまうのは、当たり前だと思います。
大人だってそうですね。
身に覚えのある方も多いと思いますが、朝は食パン(GI100 !)にジャムを塗って食べて、昼食にはラーメン屋でラーメンライスか、吉○家で牛丼。
3時になったらスナック菓子を食べて、夜はビールか日本酒飲んで、白いご飯。外に飲みに出たらシメにラーメン。
高度経済成長期以降に生まれた世代に、糖尿病が増えています。この世代が子どもだった頃から、精製された炭水化物の摂取が急増しました。上記のような長期に亘る精製炭水化物の過剰摂取が糖尿病を引き起こしたのでしょう。
今の子ども達は、この世代以上に生まれた時から炭水化物にどっぷり漬かっています。早くに膵臓が疲弊して糖尿病が発症するのも、さもありなんと思います。
<つづきますねー>