続々小児糖尿病
- 小児糖尿病
- 糖質制限
尾てい骨、未だ治らず。あらてつです。
話が無想花(関西以外の方、わかって頂けますでしょうか)みたいになっちゃいましたが、小児糖尿病の続きです。
で、なんで増えたかの前に、どれだけ増えたかを書こうと思って資料を用意したんですが、先日、仕事部屋を引っ越しまして、その時に資料がどこかへ紛れてしまったみたいで、どこ探しても無いんです。
あいー、はっさびよなー、もー。
というわけで、具体的な数字は、資料が出てきたらもう一回ちゃんと書きますので、取り敢えず分かっている範囲で書かせてもらいますね。
1976~1980年までの5年間で、中学生以下の糖尿病発見率が10万人中0.34%、中学生以上高校生以下だと、同じく10万人中4.35%、合わせると1.53%になっています。
この数字が、1996~2000年になると、中学生以下が1.47%、中学生以上高校生以下が5.28%、合わせて2.26%となります。
ここで注目すべきは、中学生以下の糖尿病発見数で、4倍強になっている点です。しかも、増えているのはⅠ型糖尿病ではなく、Ⅱ型糖尿病です。
おまけに、この調査は空腹時血糖を測定した結果ですから、食後血糖を計れば、もっと多くの糖尿病の子どもを発見できたのではないでしょうか。
日本以外でも子どものⅡ型糖尿病発症率は上がっており、江部康二先生の講演資料によりますと、米国では、10代の新規糖尿病患者の45%がⅡ型糖尿病で、台湾、ニュージーランド、カナダでは、もっと高い割合になるそうです。
ここでやっと「なぜ子どものⅡ型糖尿病が増えたのか」のお話になります。
<つづけ…ます>