ブログ

で、小児糖尿病の続きです

  • 小児糖尿病
  • 糖質制限

茶坊主と呼ばれる今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

あらてつです。

ガソリン値上げのことを書いたブログに、トラックバックを頂きました。ありがとうございます。

例によって話が飛びましたが、小児糖尿病のお話です。

少し前にテレビを見てますと、最近、子どもの糖尿病が増えているなんて特集をやっておりました。

子どもの糖尿病といえば、いわゆる、Ⅰ型糖尿病が多かったのですが、なんと、生活習慣病と呼ばれるⅡ型糖尿病が急増しているとのこと。

ここで簡単ですが

Ⅰ型糖尿病といいいますと、世間一般的に、遺伝によってなる病気などと思われているみたいです。先日、江部康二先生の所に取材にきたテレビ局の方二人も、「Ⅰ型糖尿病は遺伝ですよね」なんて仰ってました。

ちがーう

Ⅰ型糖尿病は、自己免疫疾患です。自己免疫疾患というのは、本来身体を守るはずの免疫細胞が、自分の細胞を異物とみなして攻撃してしまう病気です。リウマチも自己免疫疾患の一つですね。

膵臓が何らかのストレスにさらされたり、ウイルス感染など(最近の研究では、ほとんどがウイルス感染らしいです)をきっかけに、免疫機能が誤作動し、免疫細胞がランゲルハンス島にあるβ細胞(インスリンを作る細胞)を攻撃してしまいます。

すると、インスリンを作るβ細胞はどんどん破壊されていき、やがて糖尿病の発症となります。これが、Ⅰ型糖尿病です。

これに対して、Ⅱ型糖尿病は、食べすぎ飲みすぎ運動不足などといった生活習慣に、糖尿病になりやすい遺伝的体質が重なって発症すると言われています。

このように、中高年以降の発症が多かったⅡ型糖尿病が、小児や10代で増えているのは、どこに原因があるのでしょうか。

糖質制限の専門ショップ 糖質制限ドットコム