糖質制限と糖尿病食について考えてみました…4
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前回のタイトルを見ると、「糖質制限と糖尿病食について考える」になっていました。
最近、物忘れがひどいあらてつです。
前回まで、現在一般的な糖尿病食について私が思うところをつらつら書いてまいりました。
かなり乱暴に書いてあるので整理しますと
1.人類が穀物を食べだしたのは、400万年分の4000年
2.しかも、庶民が三食きっちり炭水化物(糖質)を食べられるように
なったのは、ここ数十年。
3.米国では脂肪の摂取が減っているが、糖尿病・肥満は増えている。
4.その間増えたのは、炭水化物(糖質)。
5.日本でも炭水化物(糖質)の摂取が増えているのではないか。
6.しかも、精製された炭水化物ばかり摂取している。
7.糖質、脂質、炭水化物の中で、血糖値を上げるのは糖質だけ。
8.食事の総カロリーが血糖値を上げるわけではない。
9.食後に血糖を上げる糖質を制限しない現在の糖尿病食は、何か
おかしいのではないか。
こんな感じでしょうか。
先日、京都西院ボクシングジムさんにお邪魔すると、会員さんからカロリー制限の糖尿病食でも、以前より血糖値が下がったとお話を伺いました。
それもそうだと思います。だって、食事全体のカロリーを制限すると、絶対的な食事量は減ります。
すると炭水化物の量も減りますから、制限しないよりは血糖値が上がらないでしょう。
けれど、病状が進んでくると、カロリー制限では血糖の上昇を抑えられなくなります。