エアコンが糖尿病増加の一因なんですって。
- 糖質制限
昨夜、リハビリ終わって寄った馴染みの店のマスターが、
「今年は年末の感じが全くしません」
と仰ってました。
確かに、ここしばらく例年よりも気温が高い日が続いていたことも手伝って、今年も残り1ヶ月を切ったというのに、年の瀬感がカケラも感じられません。
それ以前に、2020年の1年という時間が過ぎてしまった感覚すらありません。
来年こそ、充実した年になって欲しいと心底願う、あらてつです。
もう新型コロナはウンザリ…。
で。
コロナは取り敢えず置いといて。
前シーズンの冬も記録的な暖冬とかで、例年だと引っ張り出すガスストーブを使わず、エアコンだけで冬を越しました。
今シーズンも、今のところエアコンだけでなんとかしのげてます。
今日はそんなエアコンと糖尿病のお話。
よく、テレビの健康番組なんかで、お医者さんが
「糖尿病が増加した原因は、エアコンが普及したから」
なんて言ってるの、聞いたことありませんか?
曰く、
「冷暖房の普及で体温調節に使うエネルギー量が減り、カロリー消費が減って糖尿病が増えた」
だそうです。
おいおい。
「エアコン使うようになって体温調節をしなくなったから糖尿病が増えた」
この理屈でいえば、温暖な地域に住んでて体温調整にエネルギーを使ってない人たちは、みんな糖尿病になってないとおかしいですよね。
それ以前に、カロリーを消費すれば糖尿病にならないのか?
これもおかしな話で、何度か例に出させていただいている、元プロレスラーのアントニオ猪木さん、糖尿病です。
今でこそ車椅子に乗ってらっしゃいますが、猪木さんの練習量の多さは有名で、現役時代からずっと激しいトレーニングを続けておられました。
体を動かさない方より、数百倍どころじゃないカロリーを消費されています。
ですが糖尿病を発症されました。
アントニオ猪木さん以外にも、元スポーツ選手で糖尿病になった方、大勢います。
カロリーを消費すれば糖尿病にならないのなら、スポーツ選手が糖尿病になるのは何故でしょう?
冷静に、いや、2秒考えれば
「糖尿病が増加した原因は、エアコンの普及」
なんて、有り得ないことが分かります。
<次回、もうちょっと詳しく。>