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厚生労働省も日本糖尿病学会も言うてることが無茶苦茶やというお話

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京都民報web

京都市「高さ規制」なし崩し的緩和に 「特例許可」を民間に拡大/11月25日まで市民意見募集

に、

「京都市は、建物の高さ制限について、特例の許可を民間にも広げる規制緩和方針案を発表し、10月27日からパブリックコメントを開始しました。これまで「特例許可」の対象は事実上、公的施設に限定されてきました。ところが、今回の建物の規定要件は「景観への配慮」などとした曖昧なもので、歯止めのないまま高さ規制の空洞化が進む危険性が十分にあります。住民団体の代表や専門家は「新景観政策の理念に反し、なし崩し的緩和は京都のまちにとって百害あって一利なし」と反対の声を上げます。」

との記事が出ていたのですが、伝統の無計画な都市開発とエゴの塊の京都人気質の所為で、とっくの昔に守るべき景観など残っていないと思う、あらてつです。

外国の猿真似は好きですが、肝心なことは真似しませんよね。

で。

どこの街だか分からなくなった京都の景観とは全く関係ないお話。

10月20日のこちらの記事で

「栄養バランスって、なんの根拠もなく利権で成り立ってますのよってなお話」

厚生労働省がまとめた「国民栄養の現状」に、

1980年から2008年まで、日本国民が摂取している栄養比率は、

炭水化物    約60%
脂質      約25%
たんぱく質   約15%

とあります。

一方、「日本人は脂肪の摂り過ぎで糖尿病になった!」と声高に主張する日本糖尿病学会が推奨する「バランスのいい栄養比率」は

炭水化物    60%
脂質      20%
たんぱく質   20%

とのこと。

なんかおかしくないっすか?

現代人は食生活が欧米化して脂肪の摂り過ぎになってるんですよね?

それで糖尿病が増えたんですよね?

けどこの二つ、ほとんど摂取比率変わりませんよね?

どういうことなんでしょう?

<つづく>

と書いて、その後、全く続かず全然違う話を書いて、続きを完璧に忘れてしまってました。

大変失礼致しましたm(_ _)m

今日は、ちゃんと<続き>です。

「欧米化して脂肪の摂りすぎになって糖尿病を含む成人病が増えた」栄養比率と、日本糖尿病学会が推奨する「バランスのいい栄養比率」が、ほぼ同じ。

どういうことなのか、IQが200を超えていても理解できないと思います。

日本糖尿病学会の「日本人は脂肪の摂り過ぎで糖尿病になった」との主張と、自分たちが推奨している「6:2:2」のPFCバランスの根拠は、いったい何処から来てるんでしょう?

農林水産省の主張する「食事バランスガイド」ですら、栄養摂取比率は厚生労働省の「国民栄養の現状」を根拠にしています。

日本糖尿病学会は、厚生労働省の「国民栄養の現状」ではなくて、独自に調査した結果を元にして「日本人は脂肪の摂り過ぎで糖尿病になった」と主張しているんでしょうか?

ですが自分たちが挙げている数字と「国民栄養の現状」が同じことに、疑問を持たないんですかね?

何をもって「日本人は脂肪の摂り過ぎで糖尿病になった」と言っているのか、根拠としているデータをハッキリと示せと言いたいです。

ついでに言えば、この厚生労働省の「国民栄養の現状」も、

「おいおい、ほんまにこんな食生活してるやつおるんか?実際はもっと糖質漬けやぞ。」

っていうような内容ですから。

それが証拠に、先程挙げた農林水産省の「食事バランスガイド」ホームページ中に、

「バランスよく食事をとるには?」
http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/b_koma/balance/index.html

というのがあって、あ、過去形になっているのは、もうこのページが削除されてしまってるからなんですが、そちらに朝食の上手なとりかたとして、こんな記述が書いてありました。

2,ごはんとみそ汁だけの人
朝は、ごはんとみそ汁(主食と副菜)と香のものだけで簡単に済ませちゃうという人は、ごはんと相性の良い、納豆や生卵、干物などを一品加える だけで、栄養バランスがアップしますよ。

3,パンと目玉焼きだけの人
忙しいからと、パンと目玉焼き(主食と主菜)だけなんて人は、簡単なサラダや季節のくだものを加えることをおすすめです。
(農林水産省 望ましい食生活の実現に向けて~食生活指針と「食事バランスガイド」より転載)

農林水産省、書いてておかしいことに気が付いたので削除したのかどうかは知りませんが、読者の皆さんも、糖質制限を始めるまでこんな食生活だった方、多いんじゃないでしょうか?

これなんか味噌汁や目玉焼き食べてるだけまだましで、私も私の周囲も、「お茶漬け」や「トーストにジャム」だけの朝食が殆んどでした。

農林水産省がこんなことをわざわざHPに書いていたということは、取りも直さず「ごはんとみそ汁だけの人」や「パンと目玉焼きだけの人」つまり、摂取エネルギーの殆んどが炭水化物、糖質になってる人がいかに多いかということの裏返しです。

それなのに、何故だが「日本人は高脂肪・高カロリーになって糖尿病などの生活習慣病が増えた」に話が摩り替わっていくのは、何らかの意図が働いているとしか思えません。

それが米利権なのか薬屋の利権なのか、はたまた両方かもっと他にもいろいろあるのか分かりませんが(笑)

いずれにせよ、患者・消費者を全く無視して、自分たちの利益のみ追求していることだけは確かです。

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