糖質制限すると筋肉を分解するから筋肉量が落ちるそうですのよ。
- 糖質制限
これまで何度も、くどいくらい何度も書いている、ウィンカーを出さないアホンダラの件。
昨日も、片側一車線の道路を車で通行中、交差点に差し掛かった際、私の前方の車が止まったんですよ。
信号は青だったので、
「なんでこんなとこに止まんねん、アホかコイツ」
と思って抜こうとしたのですが、なんせ道が狭いので、横から抜けられません。
クラクションを鳴らしてやろうとしたら、ちょうど対向車がいなくなったので右折して行きました。
あーのーなー。
車の免許取った時、ナニを習ってん。
車線変更時は言うに及ばず、交差点での右折左折でウィンカーを出さないバカタレ、ホンマに増えました。
オマエは曲がる方向分かってるやろうけど、周りはオマエがどっちへ行くか知らんし分からんねん。
ウィンカーも出せんくらいやったら、車の運転なんかすんなと声を大にして言いたい、いや既に言っている、あらてつです。
こんなに酷いのって、京都だけなんですかね?
怒り収まらずですが、今日の話題に。
以前、見るでもなしにテレビを点けてると、とある有名スポーツ選手が、
「糖質制限をして脳に糖が足りなくなった&糖がないから筋肉を分解して筋肉量が落ちた」
なんて話をしていました、たぶん…。
何の気なしに見てたんで、詳しく話を聞いてなかったのですが、大筋ではズレていないと思われます。
この方が言う「脳に糖が足りなくなった」っていうのは、恐らく、糖質制限に取り組み始めによくある、脂質の代謝がうまくいかず、若しくは、摂取エネルギー不足で頭がボ〜っとしたりする現象(?)だと思うので、取り敢えずは置いときます。
ちょっと、いや、かなり気になったのが、
「糖がないから筋肉を分解した(たぶん)」
というくだりです。
以前にも
「糖質制限すると筋肉が分解されるから危険って聞いたんですけど本当ですか?」
なんてご質問頂いて記事にしたような記憶が無きにしもあらずなんですが、糖質制限して糖質食べんからって、そない簡単に筋肉は分解されません。
そもそも、筋肉はタンパク質で構成されています。
糖質制限では、世間一般に流布されている根拠のないバランスのいい食事、
糖質(炭水化物)60%
タンパク質20%、
脂質20%
よりも、筋肉の原料であるタンパク質の摂取量が多いですからねぇ。
それなのに、糖質制限より筋肉の素にならない糖質の摂取量が多い食事の方が筋肉が分解されないって、フツーに考えてオカシイです。
まあ、この方のこの発言は、糖質制限を批判する連中がよく言ってる、
「糖質制限は筋肉を分解してエネルギーにするのでキケン」
を何処で聞いて、そのまま真に受けちゃったんだと思うのですが…。
またそもそもなんですが、栄養素が体内でエネルギーになる順番は、
1, アルコール
2,糖
3,脂肪
4,タンパク質
です。
早い話、身体を構成する上で不必要なものから燃えるわけです。
筋肉って、人体を構成する上でとても重要な組織なんですよね。
筋肉ないと動けませんからね(笑)
そんな重要な組織を、飢餓にでも陥って体脂肪を使いきらない限り、そない簡単に分解してエネルギーにするわけがありません。
ちょっとやそっとのことで筋肉を分解してたら、ご先祖様は生存競争に生き残れず、人類は滅びていたでしょう。
因みに。
私が選手としてスポーツをしていた頃、普段の体重が57~58kgで、脂肪率7.7~10%でした。
そこから50kgまで、食事制限してそれこそ倒れるくらい練習して減量してましたが、筋肉の分解など起こりませんでした。
ただ、激しい練習の後、血液検査をするとCPKやらクレアチニンの数値が上がってましたよ。
上がってましたが、これは糖質が不足して筋肉を分解したからじゃなく、練習で筋肉組織が破壊されたからです。
たぶん、糖質制限に反対してる連中は、この事をもって「筋肉が分解される!」って言ってるのではないかと思うのですが…。
この番組をもうちょっとしっかり見てれば、更に突っ込んだ記事が書けたのですが、取り敢えずは糖質制限で筋肉が分解される心配はないですよというお話でした。