栄養素の知識って…
- 糖質制限
15日のブログのマクラで、
「ウィンカーも出さんと止まってても、オマエが直進したいのかコッチに入って来たいのか、全く分からんやろう。」
と書きましたが、昨日も遭遇しました。
車2台が離合できない道幅のT字路で、私は右折しようと右ウィンカーを出していたのですが、左方向から来た車が止まって動きません。
コッチに入って来たいのか、それともそのまま直進したいのか。
ウィンカーを出していないので、直進だと判断。
道路交通法では直進優先なので、私は待ってますよね。
ところが、一向に進もうとしません。
しばらく待ってますが、まだ動こうとしません。
え?コイツなに?
と思っていたら、パッシング。
先に出ろと。
はい、ここでもう一度。
「ウィンカーも出さんと止まってても、オマエが直進したいのかコッチに入って来たいのか、全く分からんやろう。」
なんでパッシング出来るのにウィンカーは出せないのか?
こんなアホに免許やったヤツ出てこいと思う、あらてつです。
因みに知らない人が多いみたいですけど、ウィンカーは、「今曲がってます」じゃなくて「今から曲がります」の合図なんですよ。
はい、ボヤキはこれくらいにして、本日の話題。
糖質中毒について書かせていただこうと思っていたのですが、ゆめさんからこんなコメントを頂いたのでご紹介です。
『「お米の代わりにパン」 これ、端から聞いたらあり得ないって思うでしょうけど、私にはデジャウです。
初めまして、現在十代で半年ほど前に糖質制限始めて痩せて健康になっていると感じている「ゆめ」と申す者です。
さて、何でデジャウかというと……肥満・高血圧を抱えた五十代のお父さんが私がやってる糖質制限を見て、不思議そうに言ったのです。
「パンは0キロカロリーなんでしょ?だって植物性なんだから」 本気で言っているのが怖い……。
確かに、お父さんの時代(若い頃)はマーガリン等とにかく植物性のものがもてはやされていたはずです。
食に対する知識は日々覆ることが多いですが……アップデートせずに知らないまま生きるとこうなるのですね。 私も常に情報に対して敏感に生きていきたいと思いました。
このブログ記事、2010年のものらしいけどあらてつさんに通知いくのかな……。
追記
「それ言ったらお米も植物だよ」
と思いましたが、話を聞いたらお米のでんぷんで太ることは理解できてたっぽい。昭和の男の基準が分からない……。小麦の方がタチ悪いのよ……。
ちなみにそんなお父さん、パスタとカツが大好きです。
見たら、2007年からこのブログは掲載されているのですね。そんなに前から糖質制限という概念があったなんて、感激です。』
ゆめさん、改めましてコメントありがとうございます。
何処からたどり着かれたのかは存じませんが、よくぞ過去記事を見つけてくださいました(笑)
10代でいらっしゃるとのことですが、しっかりした文章をお書きになるとビックリしました。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
さて、
「米やめてパンにしました。」
これ、笑い話みたいですが、実話です。
しかも、未だにあります(笑)
お父上に限らず、一般の患者様の認識ってこんなもんですよ(笑)
こう仰る方のほとんどが、糖尿病で医療機関の受診歴があるのですが、あってもこんな感じなので、拡がったとは云え糖質の認知がまだまだ低いのは否めません。
あと、栄養素に関する知識も、お父上くらいの年齢(私とほぼ同年代ですが…)だと、
「動物性の脂肪より植物性脂肪の方が身体に良い」
のように、兎に角、動物性のものは身体に悪くて植物性のものが身体に良いと、根拠なく刷り込まれて来た年代なので、ある程度は仕方ないかなと思います。
エラそうなこと書いてる私も、この仕事をしてなかったら、栄養素に興味なんてなかったと思いますし、お父上と認識が変わらなかったかも知れません。
なのでゆめさん、昭和の男に優しく新しい知識を教えてあげてください。
娘さんから心配されると、父親は嬉しいと思いますので。
因みにですが、日本で初めて“糖質制限”の食材を開発して販売したのは、私どもです(笑)
糖質制限自体は、1998年から始まりました。
私どもの会社は、糖質制限の治療を普及するために2006年に設立されました。
次回、この話を詳しく書かせていただきます。