ロカボやカロリー制限で、最初のうちは血糖値が下がる人もいるんですが、そのうちまた悪化して行きます。
- 糖質制限
6月27日、
「無職の10代女性2人が新型コロナウィルスに感染」
と京都市が発表したのですが、7月7日にこの感染者が舞妓2名だったと、祇園新地甲部組合から発表されました。
京都市長の門川大作は、この「無職の10代女性」が舞妓だったことを6月27日以前に知っていたと認めてます。
舞妓2人が新型コロナウィルスに感染したのを把握しておきながら、「無職の10代女性2人」と発表って、何をどう捉えても隠蔽以外の何物でもありません。
これって市長を辞職していいくらいの話だと思うのですが、ナゼだか京都では全く話題になりません。
京都は、知事・市長揃ってボンクラですが、こんなボンクラを長に選んだ京都府民、京都市民の民度ってどうよと思う、あらてつです。
加えてこのボンクラ、GoToキャンペーンを歓迎してますが、これで感染者が出ても確実に隠蔽するでしょうね。
最早この国にも京都にも絶望感しかありませんが、昨日の続きです。
確かにロカボやカロリー制限で、最初のうちは血糖値が下がる人もいるんですが、そのうちまた悪化して行きます。
今日はその理由について説明しますね。
今年の始めだったか、当店のTwitterに、
「私は糖質制限しなくてもカロリー制限で血糖値が良くなりました、合併症になる人なんてそうそういませんよ」
と喧嘩売って来た人がいました(笑)
糖尿病と診断されてカロリー制限始めると、最初の内は効果が出る人もいるので、成功したと思い込んじゃうことが多いんですよね。
なんで最初のうちは効果があるのか?なんですが、その話の前に2型糖尿病を発症するまでを簡単におさらいしますね。
まず、糖質を食べたら体の中で何が起こるかなんですが、
『糖質を食べる→血糖値が上がる→膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞からインスリンが分泌される→筋肉などで糖質を利用させる→使わなかった糖質が余る→中性脂肪に変わる→太る』
で、ここからが問題
『糖質ばかり食べる→血糖が上がりっ放し→インスリン出っ放し→インスリンが効かなくなる→さらにインスリンが出る→膵臓疲れる→まだ糖質を食う→さらに膵臓が疲れる→それでも糖質を食う→ついに膵臓のβ細胞が疲労で死んでしまう→血液中の糖を処理できない→血糖値上がりっぱなし→2型糖尿病になる』
こんな感じで2型糖尿病の発症となります。
思いっきり簡単ですが(笑)
糖尿病と診断が下された時点で、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞が、約1/4死んでしまっているそうです。
まあ、過労死したと思ってもらえば分かりやすいですね。
ということは、当然インスリンの分泌量も少なくなってしまいますので、上記のように血液中の糖を処理しきれなくなり、高血糖になってしまいます。
それなのに、厚生労働省やら一般の医療関係者が勧める、カロリーだけ制限して糖質を制限しない食事を続けているますと、インスリンを分泌させる糖質を食べることには変わりはないですから、ますます膵臓に負担を掛け、β細胞の死滅に追い討ちをかけることになってしまいます。
いわゆるカロリー制限食は、カロリーの上限を設定してその中で炭水化物(糖質)60%、タンパク質15~20%、脂質20~25%の「バランス良い食事」を摂りましょうってのが主旨になってます。
ですが、「炭水化物(糖質)60%、タンパク質15~20%、脂質20~25%」のどこがバランス良いのか、また、なんでわざわざ血糖値を上昇させる食べ物を、糖尿病の患者さんに食べさせる必要があるのか、全く理解できないですけどね。
で、ここで冒頭の「でも、カロリー制限したら、数値が良くなりましたよ。」or「カロリー制限で成功してます」が出てきます。
そりゃそうでしょう。
食べる絶対量が減ったんですから(笑)
<つづく>