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糖質制限でフラフラになる理由その2 脂肪を燃焼できていないから。

  • 糖質制限

これ、前にも書いた気がするんですけどね。

右折でも左折でもいいんですが、一旦停止のある路地から前方の優先道路に出ようとして、ウィンカー出して止まってるとします。

進行方向に車が止まっているんですが、動こうとしません。

しばらく待ってみるものの、全然動こうとしないので、何しとんねんコイツとか思いながら右折なり左折なりしますわね。

すると、私が出た路地へ曲がって入って行きます。

はい、もうお分かりですよね(笑)

ウィンカー出さんかい。

ウィンカーも出さんと止まってても、オマエが直進したいのかコッチに入って来たいのか、全く分からんやろう。

昨日はこんな大馬鹿野郎に3台遭遇しました。

私が総理大臣になったら、真っ先に免許制度と道路交通法を改正してやると心に誓った、あらてつです。

こんな馬鹿どもは、速攻で免許取り消しですな。

で。

怒り収まらずですが、今日の話題に。

前回、前々回と、ひろみっちさんからいただいたコメントにお答えしておりましたが、今回のその続きです。

あ、新たにコメントいただいていたので、先にご紹介させていただきますね。

『健康診断をやってなくて突然、糖尿病と言われかなりショックをうけました。始め血糖値が250あってそれから糖質カットの炊飯器、糖質オフの調味料で糖質制限の食事をし、運動も仕事がかなりハードなので仕事ができない時はウォーキングマシンで20分歩いたりと2週間前の生活とは逆生活を送ってます。で、夜血糖値は95〜102までには安定してきたのですが朝が120〜140ぐらいでまだ高めです。』

こちらのコメントで、大きな問題が発覚しましたが、それはまた後ほど。

糖質制限でフラフラになったり立ちくらみが起こる理由についての2番目に行きますね。

もう一つの理由は、脂肪を燃焼できる体になっていないから。

どういうことかと言いますと、現代人の食事が、ほぼ糖質になっていることは、これまで何度か書いて来ました。

ラーメンライスにパスタとパンにうどんとおにぎり、関西人の定番、お好み焼きにご飯なんかその典型ですね。

「摂取してる栄養素の80%以上が糖質」になってる方ばっかりと言っても過言じゃないです。

こんな糖質がメインの食事を、朝・昼・間食・夕食・夜食と、生まれてから数十年の間取り続けます。

で、ここからが問題なんですが、食事から摂った栄養素は、アルコール、糖質、脂質、タンパク質の順番でエネルギーとして消費されます。

人間の体は、本来であれば、平静時や軽い運動、持続性の運動などのときは、脂肪をエネルギーとして使い、短距離を走ったりなどの急激な運動のときに糖質を使います。

例えば、私がこうやってパソコンに向かってブログ書いている時、普通にプラプラ歩いている時などの場合、脂肪がエネルギーとして使われます。

ところが、本来なら脂肪が使われる状況のハズなのに、そこへ糖質を摂ったらどうなるか?

先程の、栄養素がエネルギーとして使われる順番を見ていただければ分かるように、脂肪より先に糖質が使われてしまいます。

要するに、本来脂肪をエネルギーとして使う平静時に、脂肪を使わず糖質を使ってしまうことになります。

何かのきっかけで糖質制限を知って取り組まない限り、この状態が生まれてからず~っと続くわけで、つまりは、人生で一度も脂肪をエネルギーとして使っていない、脂肪をエネルギーとして使う体の機能を使ったことがない、なんて状況になってしまうんですね。

人間の体も機械と一緒で、使わない昨日は錆びついてしまいます。

なので、糖質制限に取り組んでも、最初のうちは脂肪が燃焼せずに、エネルギー不足になってしまうというワケです。

ですが、糖質制限を続けているうちに、本来体に備わっている脂肪をエネルギーにするシステム(?)が目覚めてくれるので、ちゃんと脂肪を燃焼できるようになってくれます。

ただ、そこまで行く前に挫折してしまう方も大勢いらっしゃいますが…。

あと、これはとても重要なんですが、中途半端に糖質制限をすると、脂肪は燃えないのに糖は入って来る糖が少なくなって、その結果エネルギー不足でヘロヘロなんてなってしまうのですが、その件に関しては次回の講釈で。

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