LDLコレステロールは悪玉ではありません。

先月25日に緊急事態宣言が解除されて3週間。

通勤路はすっかり緊急事態宣言前と変わらない人出。

マスク姿の人も、花粉症の時期と変わらない程度になりました。

東京では、連日40人超えの感染者が出ていて、「夜の街」やら「ホストクラブ」が槍玉に挙げらています。

ですが、「夜の街」やら「ホストクラブ」が、コウモリのようにウィルスの宿主だったわけじゃありません。

誰かがそこにウィルスを持ち込まなければ、感染なんて広がりません。

なのに、何がなんでも感染拡大を「夜の街」やら「ホストクラブ」の所為にしたい東京都は、何処からウィルスが持ち込まれたのか、一切発表していません。

「夜の街」の「接待を伴う店」や「ホストクラブ」の客は、満員電車で通勤してる人が半数以上だろうと思う、あらてつです。

小池都知事、そのうち、「新型コロナウィルスは“夜の街”が発生源だ」なんて言い出すんじゃないですかね。

で。

急に話は変わるのですが、昨日の続きにいきますね。

2008年に、所謂「メタボ検診」が始まって以来、

「リノール酸を摂って悪玉コレステロール（LDLコレステロール）を減らしましょう！」

とやたら言われ、テレビでは

「リノール酸がコレステロールに良い！」

なんて油メーカーのCMが連日流されていました。

でもね。

そもそもの話、LDLコレステロールは悪玉悪玉と言われますが、これが間違いなんですよね。

LDLコレステロールは、肝臓から体の隅々に細胞膜などの原料となるコレステロールを運んでいく、いわばの船のようなもので、体にとって必要なものであり「悪玉」などではありません。

因みにHDLコレステロールは、使われずに余ったコレステロールを回収してくる役目を担ってます。

なので、どっちも体にとってとても重要なもので、悪玉善玉などと区別する事自体がオカシイです。

加えて、体内で作ることができないリノール酸ですが、１日摂取量は1gで良いそうです。

ですが、今の日本人の食生活では、平均して1日20g近くと摂り過ぎになっています。

で、摂りすぎるとどうなるかと言いますと、大間さんがコメントで書かれてましたように、アレルギー疾患や動脈硬化、心筋梗塞・脳梗塞を引き起こす原因になると、近年の研究では言われております。

なので、大間さんが聞かれたお話は、間違った情報ではありませんし、上記のように1日1gでいいのに20gも摂ってしまっているという量の問題になって来ます。

まあ、何事も

“過ぎたるは及ばざるが如し”

ということですね。

大間さん、こんな回答で如何でしょうか？