糖質制限で片栗粉は使っていいのかアカンのか?
- 糖質制限
ダイヤモンド・プリンセス号の乗客だった静岡市の60代の男性が、下船直後にスポーツクラブを訪れて浴室を利用、その後、新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。
あまつさえ集団感染が発生していた船に乗っていて、しかも潜伏期間が長いとされているのに、下船直後にスポーツ施設の風呂に入りに行く。
コイツの行動と神経が全く理解できません。
もしかしたら自分がウィルスを持っていて、周囲に感染させてしまうとか、コイツの頭にはカケラも浮かばなかったのでしょう。
ハッキリ言って、コイツのやってることはバイオテロと一緒です。
韓国・中国では、隔離措置に従わないと逮捕されます。
さっさとこの馬鹿捕まえて、人民に対する罪で磔獄門に処すべきだと強く主張する、あらてつです。
加えて、他の国では陰性でも隔離措置を取っているのに、何もせずに自宅に帰した政府の連中も逮捕すべきですな。
で。
前々回、
「食べてもいい糖質量の計算の仕方」
と題しまして、糖質摂取の目安になる計算方法を書かせて頂きました。
そしたら、タイミングよく片栗粉は使ってもいいんですかとメールを頂きました。
以前にも、片栗粉について書いた記憶がありまして、いい機会なのでおさらいがてら考察してみますね。
まず、片栗粉に含まれている糖質ですが、栄養計算で使う7訂日本食品標準成分によれば、常用量が小さじ一杯3gで、糖質は2.4gとなっています。
と言うことは、仮に麻婆豆腐に4人前に小さじ一杯の片栗粉を使っても、4で割ると0.6g。
1人前にしてみれば、微量の糖質です。
しかも、具の豆腐やら全部食べた後、皿をなめてアンを全部食べるなら別ですが、丸々0.6gの糖質を摂るわけじゃないので、充分許容範囲かと思います。
ついでに言えば、パン粉なんかもそうです。
同じく7訂日本食品標準成分によると、パン粉の常用量は3gで、そのうち含まれている糖質は、1.8gだそうです。
ということは、仮にトンカツ1枚に6gのパン粉使ったとしても、3.6gの糖質です。
しかも、トンカツなんて、揚げてる間にある程度パン粉が取れますよね。
使ったパン粉が全部具に付いたままなんてありえませんので、実際に摂る糖質量は、もっと少なくなります。
乾燥パン粉より生パン粉にして、パン粉の使用量を減らせば、更に糖質量は減ります。
例えば、250gのトンカツを揚げたとして、葉っぱものの野菜で作ったサラダに味噌汁付けたって、全体の糖質量は知れてます。
根菜の話のときにも書きましたが、糖質制限を実践する上で大切なのは、ニンジンがダメとか砂糖がダメとか片栗粉がダメとか小麦粉がダメとかじゃなくて、トータルで糖質量を考えることなんですね。
よくありがちなのが、片栗粉やパン粉が糖質量が高いからと気にして使わないけど、他の食材で糖質摂ってたりするパターンです。
具体例を挙げますと、上記の組み合わせだったら糖質は10gもないと思いますが、普通の中濃ソースかけちゃったり、サラダにドレッシングかけちゃたっり、味噌汁に芋やら入れたりすると、あっと言う間に糖質量が跳ね上がってしまいます。
と言うわけなので、前回出て来ましたこちらの公式
「1gの糖質が2型糖尿病なら3mg/dl、1型糖尿病なら5mg/dl血糖値を上げる」
を念頭において、食後血糖値が理想的は140mg/dl以下になるよう、トータルの糖質量を考えてメニューを組んで頂ければと思います。