糖質制限を始めるにあたって。食べてもいい糖質量の計算の仕方
- 糖質制限
久しぶりの交通ボヤキネタ。
右折レーンがあるにも関わらず直進レーンで右折待ちして、後続の車を通行を妨げるバカタレの話を何度か書きました。
最近よく見かけるのは、対向車が遥か前方にいるのに右折を開始せず、かなり接近してから右折しだすバカ。
めったに遭遇しないなら、たまたまその1台がよそ見してたか考え事してたかなんて思いますが、それこそしょっちゅう遭遇します。
対向車との距離を認識できないんですかね?
こんなバカの後ろに着いてると、
「今、対向車来てへんやんけ、後ろも詰まっとんねん、早よ行けや」
とイラっとしますし、自分が直進中で前方にいると
「アホかコイツ!なんで今出てくんねん!」
と、思いっきりブレーキ踏みながら罵ることになります。
対向車との距離感が掴めないのが原因なら、そんなヤツに免許取らせたらあかんでしょ。
これも何度も書いてますが、1トン以上の鉄の塊が何十キロのスピードで走って、下手すりゃ人の命を奪うわけですよ。
免許取得の条件に、空間認識能力やら距離認知を入れるべきだと強く主張する、あらてつです。
対向車との距離が分からんで歩行者との距離は分かるなんて、有り得ないですからね。
まだまだボヤキネタはありますが、取り敢えずはこれくらいにして今日の話題。
前回、前々回と、糖質制限を始めるにあたってと題しまして、久しぶりに糖質制限の入門編を書いてみました。
1回目は、まずは主食を抜いてみましょう、2回目は、根菜などの食材についての考え方について、簡単でしたがご説明させて頂きました。
今回は、もうちょっと詳しく、計算方法をご紹介しながら、摂ってもいい糖質量について書かせて頂きます。
糖質制限の食材選びの基準にもなりますので、是非、ご一読の程を。
自らが1型糖尿病で、炭水化物を制限することで血糖値を正常化する、謂わば糖質制限の元祖と言ってもいいアメリカのリチャード・K・バーンスタイン医師によりますと、
1gの糖質が、
2型糖尿病患者の血糖値を3mg、
1型糖尿病患者の血糖値を5mg
上昇させます。
これを踏まえると、おのずと摂取する糖質量の上限も分かってきます。
具体的な数値目標ですが、
1 空腹時血糖値110mg/dl未満、あるいは126mg/dl未満
2 食後2時間血糖値180mg/dl未満、理想的には140mg/dl未満
3 HbA1c6.5%未満、理想的には5.6%未満
となります。
ここから逆算してご自分の空腹時血糖値と照らし合わせ、1回の食事の糖質摂取量を決めると、食材も選びやすかと思います。
この計算は、糖尿病治療以外の目的、例えばダイエットなどで糖質制限をされる方も当てはめていただけます。
では、具体的に計算してみましょう。
仮に。
2型糖尿病の方で、空腹時の血糖値が100mg/dlだとします。
食後2時間の血糖値を、目標値の140mg/dlに抑えるためには、
140-100=40
で、40mgの上昇幅が許容範囲ですね。
すると、40mg÷3gで約13g
この13gが一回の食事における糖質の摂取許容量となります。
ですが、一回の食事の糖質を13g以下に抑えるのは、糖質制限に取り組んですぐだと難しいと思います。
なので、もう少し緩めの20g以下くらいから始める方がやりやすいですし、後々、続けやすいかと思います。
この数字を見て、素朴な疑問が湧きません?
そう、最近流行りのロカボやスーパーで売っている自称“低糖質”食品。
「糖質50%オフ!!!!」で、「糖質制限!」なんて謳っている商品、最近山盛り出てますが、麺なんか見てると、30gくらい糖質入ってます。
これだと、単純計算しても
30g×3mg=90mg
で、空腹時が100mgだとしたら、190mgまで上昇。
血糖値が180mg/dl を超えると、即座に血管の内側が糖によってダメージを受けるので、190mgなんてお話にならない数値です。
なので、皆さん、「ロカボ」やら「糖質40%オフ」なんて商品では、血糖コントロールなんて物理的且つ生理学的に出来ませんので、くれぐれもご注意くださいね。