糖質制限でパン粉は使っていいのか?
- 糖質制限
珍しく、今シーズン風邪を引いてません。
副鼻腔炎にも上気道炎にもなってません。
そう言えば、霜焼けもにもなってません。
これ、人生初の快挙(?)です。
寒い寒いと言いながら、例年に比べて気温が高い所為でしょうか。
ここ数日の京都は、3月上旬の気温らしいです。
雪不足で大変なスキー場の方には申し訳ないですが、このまま冬が終わってくれと心底願う、あらてつです。
冬用のダウンジャケット、出さずに済むかも…。
気温の話とは関係ないですが、昨年からツイッターを再開しまして、お昼に食べたものなどもツイートしたりしてます。
と言っても、お昼はほぼカフェ・ハルディンさんの糖質制限ランチですが。
メニューはマスターにお任せで、何が出てくるか、それこそ出てくるまで分かりません(笑)
時折、ミラノ風カツレツを出して頂くのですが、それをツイートすると、
「パン粉って糖質制限でダメなんじゃないんですか?」
とリプが入ります(笑)
よく頂く
「砂糖って糖質制限でダメじゃないですか!」
なんてのと同じ感じです(笑)
本当にダメなのか?
ちょっと考察してみましょう。
七訂日本食品標準成分によると、パン粉の常用量は3gで、そのうち糖質は1.8gとなっています。
と云うことは、仮にトンカツ1枚に6gのパン粉使ったとしても3.6gの糖質です。
しかも、揚げてる間にある程度のパン粉は取れていきます。
使ったパン粉が全部豚肉に付いたままなんて、100%有り得ないので、実際に摂る糖質量は、3.6gよりも少なくなりますよね。
乾燥パン粉より生パン粉を使ってパン粉の使用量を減らせば、もっと糖質量は減ります。
トンカツ1枚が250gあったとして、葉っぱものの野菜で作ったサラダに味噌汁を一緒に食べたところで、全体の糖質量は知れてます。
このように、糖質制限を実践する上で大切なのは、特定の食材を問題にするんじゃなくて、トータルで糖質量を考えることです。
パン粉が糖質量が高いからと使わないけど、他の食材で糖質摂っていたら、何やってんだか分かりませんから。
もうちょっと分かりやすく言えば、上記の組み合わせだったら、おそらく10gも糖質はないと思いますが、市販のソースかけちゃったり、サラダに一般的なドレッシングかけたり、味噌汁に芋やら根菜を入れたりすると、あっと言う間に糖質量が跳ね上がってしまいます。
なので、繰り返しになりますが、「パン粉がダメ!」とか「砂糖がダメ!」じゃなくて、
1gの糖質が
2型糖尿病なら3mg/dl、
1型糖尿病なら5~10mg/dl
血糖値を上昇させる
を念頭において、食後血糖値 140mg/dl 未満を目標にして、トータルの糖質量を考えて食材を選んで頂ければと思います。