糖質制限と商店街の魚屋の大将の思い出
- あらてつ的雑感
- 糖質制限
朝起きたら、枕が足元にありました。
きっと、妖怪まくらがえしの仕業に違いありません。
妖怪ポストに手紙を入れるか思案している、あらてつです。
鬼太郎は来てくれるのでしょうか?
え〜。
今日は、妖怪まくらがえしとは何の関係もないお話。
いつも買い物に行くスーパーに入ってる魚屋さん。
歴代の店長さんが、まあこだわりが強くて、珍しくて美味しい魚ばっかり仕入れて来ます。
私もヘンコで魚が好きなので、ヘンコな店長さんたちとは、皆さん仲良くさせてもらってます。
ヘンコな私がヘンコやゆうくらいなもんで、よっぽど魚が好きでないと、名前すら知らないようなのが並んでたりして、案の定、誰も買って行きません(笑)
加えて、自分たちが納得のいかない魚は、売ってくれません(笑)
「今日どれがおすすめです?」
なんて聞いても、100%納得がいった魚じゃないと
「今日のは駄目です」
と、絶対に勧めて来ないです。
商売考えると
「そんなんでええのか?」
と思ってしまいますが、こんな頑固で正直な魚さん、いいですね。
ややこしい魚を頼んでも、ちゃんと仕入れてくれますので。
ここの店長さんと話をしていて、以前に通っていた魚屋さんのことを思い出しました。
体を悪くされて廃業されたのですが、こんな魚屋さん、もう殆ど見ないです。
ノスタルジーに浸りながら、以前に書いた記事を再掲しますね。
最近、近所の商店街にある魚屋さんとなじみになりました。
いつも帰るのが遅いもんで、その頃には商店街は閉まっちゃってて、買い物はもっぱら遅くまで開いてるスーパーを利用してたんですね。
けど、最近、割と早く帰れる日が多く、商店街の閉店になんとか間に合うんです。
で、早く帰れたある日のこと、あまり買い物したことない商店街をふらふらしてますと、昔懐かしい「○○マーケット」ってのがありまして、その中に魚屋さんがあるのを発見しました。
「うなぎ」と書かれたポスターに惹かれてのぞいて見ますと、これまた昔ながらの魚屋さんで、ちゃんと切り身になってない魚が砕いた氷の上に並べてあり、奥で店主とおぼしきオヤジさんが、なにか作業をしています。
いい感じじゃないですか~。
最近の小学生って、魚は切り身で泳いでると思ってるなんて話を聞きましたが、スーパーなんかにいくと、さもありなんと思います。切り身でしか売ってないですからね~。
並んだ魚を見てますと、「なにしましょ?」とオヤジさん。「今日のおススメはなんですか?」と聞きますと「ヨコワのいいのが入ってるよ。」なんて話から会話が弾み、熱い魚トークが始まりました。
で、この日買って帰ったヨコワの刺身を食べてびっくり。
めちゃくちゃ美味しいんですよ。はっきり言って、スーパーの魚なんて比べ物になりません。
しかもしかも、量も値段もこれまたスーパーの刺身とは、格段の差があるんですね。
それからすっかりこの魚屋さんの常連になってしまいまして、今では「今日は何が入ってます?」なんて聞きますと「ちょっと待っとりや。」と言って、奥からとっておきの魚を出してくれるようになりました。
昨日は閉店間際だったのですが、ヨコワとアジの刺身、鯛のアラ炊きを買ったら「今日は遅いな。千円でいいわ」とまけてくれました。
気分良くして、これまた近所の酒屋さんで糖質0発泡酒を買って帰り、夕食はこんな感じになりました。
やっぱね、買い物行って会話があるっていいです。
魚にしろ野菜にしろ、その日に入ったおススメって絶対あるじゃないですか。スーパーじゃ店員さんにそんなん聞いても、答えられないですからね~。
糖質制限をしてたら、どう工夫したってエンゲル係数が高くなるじゃないですか。
同じお金を出すなら、美味しいもの食べたいですから。
大きなスーパーが全盛で商店街はどんどんなくなっていきますが、なんとか頑張ってもらいたいなと魚を食べながら思いましたね、はい。