エリスリトールはアレルギーにならないとか、少数だから表示しなくてもいいなんて、これっぽっちも書いてないんですけどね
- 糖質制限
以前に書いた
「エリスリトールでアレルギーになるのかならんのか?」
の記事に、好酸球性副鼻腔炎という難病指定の持病をお持ちのミミさんからコメント頂きました。
『好酸球性副鼻腔炎という難病指定の持病があります。
過去にゼリーを食べて酷い喘息発作を起こした事が有ります。また、その他の食品でも起こることが分かりました。エリスリトールが原因です。かなり深刻な発作なので、日常生活の中で食べる物にとても気を使っております。表示されると有り難く思う人も少数かも知れませんが、居るという事をお伝えしたく、メッセージを残します。』
ミミさんコメントありがとうございます。
好酸球性副鼻腔炎は知っていましたが、食品で喘息発作が起こることは知りませんでした。
なもんで、
難病情報センターのHP
http://www.nanbyou.or.jp/entry/4537
を見てみましたら、以下の記載がありました。
- この病気はどのような人に多いのですか
気管支喘息の人や、アスピリンなどの解熱剤などで喘息を起こしたりショックを起こしたりするアスピリン不耐症の人に多く起こります。また薬物アレルギーの人にも起こります。気管支喘息を起こすようになってから、好酸球性副鼻腔炎になるのか、もしくは逆に好酸球性副鼻腔炎になってから気管支喘息も起こすようになるのかは、まだはっきりとした結果はでていません。これまでの調査では、気管支喘息が先の人、好酸球性副鼻腔炎が先の人、気管支喘息と好酸球性副鼻腔炎が同時に起こった人は、ほとんど同じ割合であり、それぞれ30%から35%程度です。男性の方が女性よりも多い病気です。
誤解されないように書かせて頂きますが、エリスリトールでアレルギーになる方なんて少ないから、そんなもん書かなくていいとは一言も書いてませんし、文中にも
「誤解のないように書いておきますけど、アレルギー症状を起こされた方を放っておいていいとは全く思ってませんよ。」
と書いております。
ここで言いたいのは、
「分母も分からない30人あまりの症例でアレルゲン表示義務に加えるというのはオカシイんじゃないか?ちゃんと根拠を示すべきだろう」
「数ある甘味料の中で、あたかも「エリスリトール」だけを標的にしたようなこの報告に、非常に作為的なモノを感じました。」
です。
この、アレルゲンの表示義務がある食品にエリスリトールを加える話、これっきり消えてしまいました。
何故でしょう?
最初からまともな根拠がなかったのと、大手食品飲料メーカーが、こぞってエリスリトールを使いだしたから。
これが作為的以外のなにものやねんと私は言いたいわけですよ。
繰り返しますが、エリスリトールはアレルギーにならないとか、少数だから表示しなくてもいいなんて、これっぽっちも思っていないので、誤解なきようお願い致します。