続・今まで行われて来た糖尿病治療の功罪
- 糖質制限食
先週、天気予報で
「来週は最高気温が31〜32度くらいと、過ごしやすくなるでしょう」
と言ってました。
いやいや。
31〜32度って、30年前の夏の最高気温やん。
37度やら39度に慣れると、32度でも涼しく感じられるんですね。
これって、何かが間違ってる気がする、あらてつです。
そのうち35度なんかでも涼しく感じるようになるんでしょうか…。
で。
気温の話とは関係ない今日の話題。
前回の続きなんですが、週末をはさんだら何を書いたかすっかり忘れてしまいました。
読者の皆さんも覚えてらっしゃらないかもなので、前回を読み返してからどうぞ。
オマエと一緒にするなとのお声が聞こえて来そうですが…。
ではいきます。
某日本糖尿病学会が勧めるカロリー制限って、基本的にはカロリーの上限を設定し、その中で炭水化物60%、タンパク質15~20%、脂質20~25%のバランス良い食事を摂りましょうって主旨です。
この『炭水化物60%、タンパク質15~20%、脂質20~25%』のどこがバランス良いのかは、今回は取り敢えず置いといて、カロリーさえ制限すれば、その範囲内なら何を食べても良いって解釈される方がおられます。
これが、患者側だけならまだしも、治療にあたるお医者さんにもこんなこと言う方がおられるのは、正直、どうかと思います。
以前に書いたことがあると思いますが、とある名前聞いたら誰もが知ってる大病院でのお話。
3食炭水化物を食べさせた上、食後に1単位(80キロカロリー)くらいのデザートを出しといて、
「今日は血糖値が高いねー。」
なんて話をしていたそうです。
しかも、この人たち皆んな糖尿病専門医。
これ、実話ですよ。
今回の話題の冒頭の話のように、こんなことしとって、コントロールが悪いのを患者の所為にする。
正直、開いた口がふさがりません。
話をもとに戻すと、
「カロリーが低ければ血糖値は上がらない。」
このリクツが正しいなら、極端な話、ケーキが食べたかったら、ご飯食べずにケーキ食べてもかまわないわけですよ。
ですが、実際にはいくらカロリー抑えても、糖質を摂れば血糖値は上がります。
上記の大病院みたいにね。
ましてや、ケーキは砂糖と精製された小麦粉のカタマリです。
一気に血糖値を上げてしまいます。
それなのに、「カロリー制限の範囲なら大丈夫」と患者にケーキ食を食べさせるなんて、いやしくも「糖尿病専門医」のすることではないと思うのですが。
でもね、こう書くと、こんな反論する人がいるんですよ。
「カロリー制限したら、数値が良くなりましたよ。」
って。
<終わらなかった…>