今まで行われて来た糖尿病治療の功罪
- おかしいと思うこと
- 糖質制限
天気予報で急な雷雨にご注意くださいと云うので、洗濯物を部屋干しして出勤したら、1日晴れでした。
天気予報では雨マークが出てなかったのでバイクで出かけたら、見事に降られました。
もしかしてヒポポタマスの次に不条理なのは、自分じゃないのか?と思った、あらてつです。
るるる〜…。
気を取り直して、前回の続きに行きますね。
そもそも、カロリーなんて熱量を示す単位であって、栄養素でもなんでありません。
カロリーで血糖値が上がるなら、“分”とか“秒”でも上がらないとオカシイですよね。
「10分食事したから血糖値が上がった」
とか、
「今日は60秒しか食事しなかったから上がらなかった」
とか(笑)
いや、笑い話みたいですが、カロリーで血糖値が上がるのと、分や秒で血糖値が上がるって、言ってることは同じですからねぇ。
くどいようですが、血糖値を上げるのは「三大栄養素」と呼ばれる、脂質、タンパク質、糖質の中で、糖質だけです。
“カロリー”
などと云う、単位ではありません。
カロリーをいくら制限したところで、糖質を摂る限り血糖値は上昇します。
嘘だと思ったら、それこそカロリーのカタマリのバターを10分食べ続けてみてください。
血糖値、上がりませんから。
それなのにそれなのに…。
思わず嘆いてしまいますが、ここで、Ⅱ型糖尿病を発症するまでを、ちょいとおさらいしてみましょう。
まず、簡単に流れをば。
糖質を食べる→血糖値が上がる→膵臓のβ細胞からインスリンが分泌される→インスリンが筋肉などで糖質を利用させる→使わなかった糖質が余る→インスリンが中性脂肪に変える→太る
で、ここからが問題
糖質ばかり食べる→血糖が上がりっ放し→インシュリン出っ放し→膵臓疲れる→まだ糖質を食う→さらに膵臓が疲れる→それでも糖質を食う→膵臓のβ細胞が疲労困憊に上、死んでしまう→血液中の糖を処理できなくなる→Ⅱ型糖尿病の発症
現代人って、まさにこんな感じの方が多いです。
糖尿病を発症した人は、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞が、上記のように、疲弊して約1/4が死んでしまっているそうです。
ということは、分泌できるインスリンの量が少ないので、筋肉でも利用できませんし、脂肪に変えることもできません。
つまりは、体内の糖を処理するシステムが、破綻してしまっているわけですね。
それなのに、カロリーだけ制限して糖質がメインの食事を続けていると、ますます膵臓に負担を掛け、β細胞の死滅に追い討ちをかけることになってしまいます。
<もう一回つづきます>