糖尿病治療で殺されないために
- おかしいと思うこと
- 糖質制限
昨日、昼食を食べに行ったファミレスでのお話。
小学校1,2年生くらいの姉妹が、店の中を走り回ってました。
どうも、開いてる席に潜り込んで、かくれんぼやってる様子。
親は何してんだ?と思って見てみると、奥の座敷でママ友と思われる3人でひたすらお話に夢中。
私が食べ終わった頃、レジに向かって行ったのですが、その間も子どもは走り回ってます。
しかも、混んでる時間帯に支払いは別々。
更に加えて、3人のうちの一人が会計の最中にトイレに行く始末。
戻って来るまでレジはふさがったまんま。
挙げ句に外の駐車場でも、子どもが走り回ってるのを放ったらかしにして、車の横でまたおしゃべり。
こういう場合は、走り回ってる子どもを轢いて行くか、このバカ親を轢いて行くか、どちらが正しいのか。
親は選べないんで、轢くならバカ親だなと強く思った、あらてつです。
横を通った時、ナゼだかこの3人に思いっきり睨まれたんですが…。
この子らが大人になったらどうなるんだと思うと、お先真っ暗な気分になりますが、気持ちを切り替えて今日の話題。
先日の「私も糖質制限やってます」の前に、己の悪行を謝罪するのが先やろ。の記事に、読者の方から、なんだかやるせない気持ちになるコメント頂きました。
フルネームでのご紹介もなんなので、イニシャルにさせて頂きますねm(_ _)m
『あらてつ様
夫を糖尿病とその合併症で50歳で失って。食品も素材から計量器でいちいち計り、カロリー制限も忠実に守りそれでも、血糖値の乱高下が収まらず主治医と管理栄養士に疑問をぶつけても頑張ってくださいとしか言われなかった時、おくればせながら怒りと疑問がおきて、ネットで検索しまくり、どんな情報でも自分の目で確かめ、江部康二ドクターの糖尿病徒然日記にたどり着き、糖質制限を知った時、自分の無知さに自分を責めました。
糖質を食べなければ血糖値は上がらないし、乱高下も起きない。
残念ですが、夫には間に合いませんでした。
でも、
夫の自宅での長期療養(入院生活を嫌った為、最後は4年)、最後は24時間の介護生活の末私の血糖値も食後260を超えていました。
今、スーパー糖質制限を実行しています。食後血糖値は、160を超えません。が、空腹時血糖値
が今回の健康診断で160を、超えてしまい。(16歳の飼い猫の看病で徹夜が続いていた。)
保険協会から、脅迫めいた手紙や家電が続いた為、個人病院を選んで検査に通っています。
スーパー糖質制限食のことは、まだお話していません。
HbA1cの数値は良い、が、食後高血糖が起きているだろうと1,5ag の数値を取るそうです。糖質の摂取は、1食10㌘以内だと話しても、信じて貰えるのか、気がおもいです。
糖質を取っていないので、1,5ag は低くて当然なのですが、夫のこと、自己血糖値測定器で計って血糖値の安定を計っていることもお話しても次には綺麗に忘れられているようです。
とりあえず、文章でお渡しして理解を求めよかと思案しています。(;´д`)トホホ…』
Sさん、改めましてコメントありがとうございます。
御主人の件、本当に残念です。
このような言い方が適切か分かりませんが、私の知人と同じく、現行の糖尿病治療の犠牲になられたと言ってもいいのではないでしょうか。
私のもう一人の知人とも同じような状況かと思います。
私の知人に30代後半でⅡ型糖尿病を発症された方がおられます。
この方、日本酒が大好きで、毎晩一升以上飲まれていたそうです。
日本酒は糖質が多いですし、液体なので吸収が早く、一気に血糖値が上がってしまいます。
なので、飲むたびに膵臓がフル稼働してインスリンを分泌します。
これが毎日毎晩続きました。
ですが、日本酒の糖質が原因なんて思いもよりません。
なので、糖尿病の宣告を医者から受けたとき、愕然としたそうです。
しかし、この方がえらかった(失礼な言い方ですが)のは、大好きだった酒を一切やめて、医者の言いつけ通りに食事制限されたところです。
実際に食事を用意する奥様は大変だったと思いますが、きっちりカロリーを計算した食事を、毎日毎日続けられました。糖尿病は治ると信じて。
最初のうちは、カロリー制限の食事で数値も安定していました。
けれど、年月が経つに連れ、血糖値が上がりだし、1600だったカロリーが1400になり、次は1200になりと、数値が安定しない→カロリーは減る、の繰り返しになっていきました。
今、その方もう亡くなられましたが、60代後半には、糖尿病性腎症で人工透析になってしまいました。
あれだけ厳格に食事制限してきたにも関わらず、です。
何度も繰り返しこのブログで書いてきましたが、血糖値を上げるのは糖質です。
カロリーではありません。
カロリーを制限しても糖質を食べている限り、血糖値は上がります。
この方の話が、ほんの1例にしか過ぎないのは、前回書いた糖尿病による合併症の発症者数、死亡者数を見れば明らかだと思います。
こんな話をすると、医者や栄養士は決まって、
「患者がちゃんと食事制限しないからだ」
と怒り出します。
つまりは、患者の所為にするんですわ。
でもね。
私には、糖尿病で合併症に至った方、亡くなった方の全員が、食事制限を守らなかったとは思えないですよね。
自分たちの間違った治療法が症状が進行させているなんて、微塵も思ってないんですよ。
悪くなってる原因すら理解していないでしょう。
なので、Sさんがお書きになられてる、
「血糖値の乱高下が収まらず主治医と管理栄養士に疑問をぶつけても頑張ってくださいとしか言われなかった」
は、本人たちが分かってないので、こんなことしか言えないんですよね。
これが日本全国で行われている糖尿病治療の現状だと思うと、悲しくなって来ますが…。
<つづく>