表示の糖質を鵜呑みにすると血糖値が上がってしまいますよというお話
- 糖質制限
京都地方気象台発表、14時現在の京都の最高気温は37.7度。
昨日は38.0度と0.3度しか変わらないのですが、今日の方が遥かに暑く感じます。
現に、京都の町中の気温は、午前中で40度越えていました。
実際の気温と気象台発表の気温にかなりの差があります。
「命にかかわる危険な暑さ」と連呼するなら、芝生の上の百葉箱を基準にするのは、もういい加減に見直した方が良いんじゃないかと思う、あらてつです。
熱中症になる人は、百葉箱の中でなってる訳じゃありませんからね。
読者の皆さんも、くれぐれも熱中症にはお気を付けくださいね。
さて。
前回、あっぴさんから、「スペルト小麦入りの低糖質お菓子を食べたら、160mg/dlまで血糖値が上がってしまった」とのコメントご紹介させて頂きましたが、今日はその続き、頂いたコメントで最も重要な部分の考察です(笑)
コチラ
↓ ↓ ↓
「因みに糖質制限ドットコムの商品は、糖質を多く取っても思ったよりも血糖値は上昇しませんね。」
あっぴさん、ありがとうございます。
もっと書いてください(笑)
当店の「栄養士あやの」のメルマガをお読み頂いた方はご存知かと思いますが。
栄養士あやの、新商品の開発を担当してまして、せっせと新商品の試作を作ってくれています。
試作ができると、私もせっせと血糖測定するのですが、基本的に朝に食べて測るので、測定が重なると測定サンプルが朝食になります(笑)
さらに測定しなきゃならないサンプルが重なるとこれが大変。
測定に影響を与えないように、食事から測定までの時間を6時間以上空けるように指示されているので、朝食と夕食が測定サンプルになってしまいます。
おせち用の黒豆煮50gだけとか、小さなお菓子1個とか。
今朝なんか、小さなチーズケーキ1つだけ(笑)
測定が続くと、まともに食事を摂れるのは、昼食だけになったりします。
この状況、けっこうツライもんがありますが、私で血糖値が上がると、他の糖尿病患者の方皆さん上がってしまいます。
そういう意味でも、試作品一発目のテストは、重要な役目なんですね。
そんな感じで日々繰り返される血糖測定について。
これまでくどいくらい書いてますが、私ども糖質制限ドットコムは、商品の開発段階から糖尿病患者の方にご協力頂き、血糖測定検査を行っております。
この話、本当に今までけっこうな回数書いていますが、当店のお客様ですらご存知ない方が多いんですよね…。
ご存じないということは伝え方が悪いと云うことなので、伝わるまで書かせて頂きます(笑)
糖質制限ドットコムでは、新商品の企画が出て試作が完成する度に、私、あらてつがまず噛ませ犬(笑)となり測定を実施。
駄目なら再度試作、合格すれば、2型に近い境界型、2型糖尿病、1型糖尿病の方に順番にご協力頂き、血糖測定を行います。
糖質制限と謳いながら、ここまでやってるショップは他にありません。
何故なら、糖質制限の知識もないですし、本気で糖質制限に取り組んでいないから。
試作の度に血糖検査するのは、正直コストも時間も掛かります。
何より、ご協力頂いている患者様のご負担になります。
ですが、血糖測定をやらねば、糖質制限を謳って販売する資格はありません。
血糖値を上げないために糖質を制限するのに、その確認をしないでどうすると。
ロクに血糖測定してないので、今回のあっぴさんのように、糖質量7gのハズが、160mg/dlまで血糖値が上がってしまうなんてことになってしまいます。
今、栄養士あやのが、10件ほど新商品の企画を進めてくれています。
ですが、このうち無事に完成して新商品として販売できるものは、いくつくらいあるのでしょうか。
できれば全部完成させたいですが、正直なところ、計算値上は合格でも、血糖検査で不合格になり販売できなかった商品候補、山ほどあります。
計算値では糖質が少ないからと言って、血糖測定で引っ掛かれば、販売する訳にいきませんので。
ここまで徹底して検査をして商品を作っているのは、恐らく、というか、まあ確実に私たちだけでしょう。
我々の商品は、正しく “糖尿病患者様の血と涙の結晶” なのです。
糖質制限ドットコム
https://www.toushitsuseigen.com/
食べて測れば、違いがお分かり頂けます。
そんなこんなで、あっぴさん、糖質制限ドットコム、スタッフ一同がんばっておりますので、これからもご愛顧のほど、宜しくお願い致します(^o^)