糖質制限は、魔法ではありません。幾つかある糖尿病治療法の一つに過ぎません。
- 糖質制限
一昨日、出勤しようとバイクに乗ってスタータースイッチを押したところ、ウンともスンともいいません。
セルモーターが全く動いてない様子。
え?バッテリー上がった?新品に換えて1年経ってへんぞ。
と思いつつ、何度か押してみたのですが、全く反応せず。
うげ、どないして会社に行こと焦りましたが、キックでエンジンが掛かったので、何とか出勤できました。
なんせ古いバイクをわざわざ譲ってもらったんで、この先あちこち壊れ出すと思います。
ですが、手放そうという気にはなりません。
ナゼか?
最近のバイク、どれも全く刺さりません。
車もそうなんですが、なんでこんなつまらないのばっかりになったんでしょうか。
個性の時代と言いながら、個性のあるものは売れない。
結局は誰かと同じじゃないと安心できないんだなとつくづく思った、あらてつです。
アンタはその逆過ぎだと言われましたが…。
まあ。
私のバイク趣味なんてどうでもいいと思うので、前回の続きにいきますね。
だいたい、万人に効果のある治療法や食事療法なんてものは、この世に存在するワケがありません。
それ以前に、糖質制限は、そもそもが糖尿病の治療のために、血糖値を上げる糖質を制限して血糖コントロールしましょうねという、至って単純な食事療法です。
ダイエットは副次的な効果でしかありませんからねぇ。
そこに過度の期待を持たれても、正直どうかと(笑)
加えて、どんな治療法でも食事療法でも、合う合わないが絶対にあります。
糖質制限だってそうです。
全ての人に合うわけがありません。
合わなければ、他の治療法や食事療法に変えるのも一つの方法です。
こう書いたら、「逃げ道作ってる、卑怯者だ」とコメント入れて来た人が以前にいましたが、フツーに考えたら分かるやろと(笑)
まあ、分からんからこんなコメント入れて来てると思うので、そんな人でも分かりやすい例を挙げますね。
Aというガンの治療法があってBさんには適合したけどCさんには効果はありませんでした、もっと簡単で分かりやすい例を上げれば、Dという頭痛薬はEさんには効いたけどFさんには効きませんでした、ってのと同じです。
もう一つ書きますね(笑)
全身麻酔で手術する際、麻酔科のドクターから必ず説明受けます。
「100万人に数件、目覚めないことが起きうる」
とかって。
私も肩のオペした時に説明を受けましたが、麻酔が全ての人に適応するなら、こんなことはあり得ません。
糖質制限で改善しなくて、もしくは体調が悪くなって、それを糖質制限の所為にする人を時折見かけます。
くどいですが、全ての人に等しく効果のある治療法も食事療法も薬もこの世には存在しません。
ちゃんと糖質制限やってダメだったら、自分の頭で考えて他の方法に取り組みましょう。
糖質制限に取り組むかどうかを決めるのは、あくまでも自分自身ですから。
体調が悪くなったり疑念が消えないようであれば、やめればいいと思います。
誰かに強制されてするものではありませんからね(笑)
そうそう、お書きになられている体重の件ですが、参考までに以前に書いた記事を再掲しますね。
「糖質制限で体重が減り続けるのは、これまた基本的にはカロリー不足が原因となっていることが多いです。
なので、しっかり脂質・タンパク質を摂って頂いて、カロリー不足にならないようにして頂ければと思います。
それでも体重が減り続ける場合、こちらも他の疾患が原因になっている可能性があります。
HbA1cと合わせて、主治医にご相談されることをお勧め致します。」
最後にもう一回。
糖質制限は、魔法ではありません。
幾つかある糖尿病治療法の一つに過ぎません。
なので、取り組んでみて自分に合わないと思われた方は、主治医にご相談の上、他の治療法なり食事療法を試してみてください。
無理して取り組むような話ではありませので。