「長友選手が糖質制限でフラフラ」の解決
- 糖質制限
昨日、近畿地方が梅雨明けしました。
梅雨明けした途端に、真夏になりました。
暑いのは好きなので、それはそれで全然問題ないのですが、なんぼなんでもいきなり過ぎんか?と思った、あらてつです。
このまま今年も猛暑になるんでしょうか…。
話は変わりまして。
前回の「長友佑都選手は、糖質制限でフラフラになったそうです。」として、フラフラになる原因について考察してみました。
今日は、その続きにいきますね。
糖質制限に取り組んでヘロヘロになる理由の一つが「カロリー不足」とご説明しました。
もう一つの理由なんですが、体がちゃんと脂肪をエネルギーとして燃焼できていない、使えていないことが挙げられます。
どういうことか?
現代人の食事が、ほぼほぼ糖質になっていることは、これまで何度か書いて来ました。
それこそ糖質がメインの食事を、朝・昼・間食・夕食・夜食と、生まれてからウン十年の間取り続けます。
で、ここからが問題なんですが、食事から摂った栄養素は、アルコール、糖質、脂質、タンパク質の順番でエネルギーとして消費されます。
人間の体は、本来であれば、平静時や軽い運動、持続性の運動などのときは、脂肪をエネルギーとして使い、短距離を走ったりなどの急激な運動のときに糖質を使います。
例えば、こうやってパソコンに向かってブログ書いてるときや、普通に歩いているときなどの場合、脂肪がエネルギーとして使われるわけです。
ところが、本来なら脂肪が使われる状況のハズなのに、そこへ糖質を摂ったらどうなるか?
先程のエネルギーとして使われる順番を見ていただければ分かりますように、脂肪より先に糖質が使われちゃいます。
要するに、本来脂肪をエネルギーとして使う平静時に、脂肪を使わず糖質を使ってしまうことになります。
何かのきっかけで糖質制限を知って取り組まない限り、この状態が生まれてからず〜っと続くわけで、つまりは、人生で一度も脂肪をエネルギーとして使っていない、脂肪をエネルギーとして使う体の機能を使ったことがない、なんて状況になってしまうんですね。
なので、糖質制限に取り組んでも、最初のうちは脂肪が燃焼せずに、エネルギー不足になってしまうというワケです。
ですが、糖質制限を続けているうちに、本来体に備わっている脂肪をエネルギーにするシステム(?)が目覚めてくれるので、ちゃんと脂肪を燃焼できるようになってくれます。
ただ、そこまで行く前に挫折してしまう方も大勢いらっしゃいますが…。