運動で血糖値が下がるなら、スポーツ選手は糖尿病にならないですよね…。
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週末から、大雨に見舞われている地域があります。
「50年に一度の大雨」
とのこと。
この「50年に一度の大雨」ってあまりに抽象的やんと思って調べてみると、
2013年に大雨特別警報が運用されて、その発表基準だそうです。
導入後、すでに50回も発表されてます。
今年に入っては、5月13日と18日の2回です。
これでは、「50年に一度」とは言わないんじゃないかと思う、あらてつです。
この言い方だと逆に警戒しないような気がします…。
大雨降ってる地域の皆さん、くれぐれもお気をつけくださいね。
さて。
前回、
「食後30分に30分の運動で本当に血糖値は下がるのか?」
と題して運動で血糖値が下がるのかどうか書いてみましたが、結論としては、
「巷で思われてるほど糖尿病の予防、ひいては治療効果がないんじゃないの?」
ってところで落ち着きました。
今日はその続きなんですが、その前に一点ご注意が。
例えば、肥満症でBMIが25とか30で、インスリン抵抗性があって血糖値が高いような人がいます。
そんな人が、運動して痩せてインスリン抵抗性が改善されて血糖値が下がった、なんてのは、運動の効果とは全く別の話ですよ。
まあ、この場合は、問題の論点も別ですけどね(笑)
話を戻します。
結局のところ、運動してても糖質を過剰に摂っていれば、糖尿病になる危険性はなくならないと。
いくら運動してても、山盛り糖質を摂ってては効果があまりないどころか、全く予防につながらないこともあるってところですね。
でなきゃ、スポーツ選手が糖尿病になるわけありませんから(笑)
そもそも、日本人が普通に白米を食べられるようになったのは、高度経済成長期以降です。
私の父母の世代も、戦争終わってひもじい中に育って、ようやく食卓が豊かになったのは、高度経済成長期以降だと言います。
加えて、パンやらお菓子やらスナック菓子やら清涼飲料水など、一気に吸収されて一気に血糖値を上げる精製された糖質を日常的に口できるようになったのって、1970年以降じゃないですか。
縄文時代を例に出すまでもなく、つい最近まで白い米どころかこのような精製された糖質を、庶民が腹いっぱい食べるなんてできなかったって、豊かになりすぎて皆が忘れてるような気がします。
なので。
運動はいろんな意味で大事ですが、もっと根本的なところに目を向ける必要があるんじゃないかというお話でした。
上手くまとまりました(笑)