ダイエットと停滞期
- ダイエット
昨晩、風呂場で振り向いた瞬間、入口の壁の角で左の膝を強打しました。
振り向いて膝をぶつけたなんて、半世紀近い人生の中で初めてです。
しかも、もう24時間経とうかというのに、曲げられないくらい痛いです。
去年の半ば過ぎから、こんな「人生初」がやたらと降り掛かって来ます。
しかも、漏れなく痛いとか急な出費とかの被害付き。
起こりえない不条理続きに、宝くじでも買ったら当たるんじゃないかと思った、あらてつです。
けど、幸せと商店街の福引の当たりは素通りして行くんですよね…。
まあ。
そんなボヤキは置いといて。
先日、なつみかんさんから頂いたコメントにお応えしましたが、よくよく考えてみると、体重が落ちなくなって時間が経ってると勝手に決めつけて書いちゃいました。
もしかしたら停滞期の可能性もあるので、今日の話題はそちらをば。
で、そのダイエット時の停滞期ですが、これは、必ずと言っていいほど訪れます。
何かの病気で体重が減少する場合を除いて、ダイエットの場合は、直線的に体重が落ちるのではなく、階段状に落ちていきます。
人間の体には、ホメオスタシス(恒常性)というものがありまして、常に同じ状態を保とうとする機能があるからです。
分かりやすく言うと、人間の身体って変化を嫌うんですよ。
まあ、変化を嫌うのは体だけじゃないですが(笑)
例えば、糖質制限を実践すると、何故代謝が安定するかと言いますと、人体にとって不自然な血糖値の急激な上昇と下降、いわゆるグルコーススパイクが起こらないからなのですね。
要するに、体にとって血糖値が急に上がったり下がったりとか、体重が急に増えたり減ったりといった状況は、好ましくないんです
ダイエットなどで体重を減らそうとしますと、体は急激な変化が起こったととらえて、それまで長年慣れ親しんだ体重を、保とう保とうと必死に抵抗します。
ダイエット初期は、けっこう調子よく体重が落ちていくんですが、しばらくすると、同じように続けているにも関らず、体重が落ちないのはこの所為です。
この停滞期で1kg2kg体重が増えたりしますが、これは体が長年親しんだ体重に戻ろうとするから。
焦らずに停滞期をやり過ごせば、また体重は落ちてくれます。
それなりの時間を経て増えた体重は、急激には減りません。
焦らず、じっくりと落としていきましょう。