糖質制限と満腹感と炭水化物中毒
- 糖質制限
先週から、通勤の道中に高校生の姿がないことに気が付きました。
受験で学校が休みだったんですね。
お蔭で、駅から学校に向う高校生の群れがおらず、快適な通勤でした(笑)
だがしかし、授業がまた始まったのか、今朝は、道幅いっぱいに広がって歩く高校生に行く手を阻まれてました。
私の通ってた高校は、ご近所からの苦情とやらで、朝は通学路に教師が立って、
「おらー!広がって歩くなゆうとるやろがー!」
と怒鳴りまくっていたもんですが、この高校はそんなことしないみたいです。
常識って学ぶものなのか教えられるものなのか、また一つ悩みが増えた、あらてつです。
高校生なんか、教えなきゃ気づきもしないと思うのですが…。
で。
そんな高校生とは全く関係ない今日のお話。
前回、糖質制限だと満腹感を感じないってなところで終わってました。
続きに行きますね。
満腹感を感じない、早い話が、食事しても食べた気がしないんですね…。
いや、おかずばっかり、しかもかなりの量を食べるので、お腹は膨れるし “お腹いっぱい”になるんですよ。
けれど、お腹は膨れるのですが、例えば、ドンブリ飯をワシワシかき込んだ時のような「おっしゃ食ったー!」ってな満腹感がないんです。(分かっていただけますでしょうか…)
この満腹感のなさが、糖質制限に失敗する原因になってたりするのですが、逆に言えば、この「満腹感」そのものが、中毒症状の一つと言ってもいいと思います。
それから、中毒症状の最たるものに、禁断症状があります。
糖質制限を始めた当初、米、パンが食べたくて食べたくて、文字通りもがき苦しみました。
これって最初は、長年に亘って炭水化物(糖質)を食べ続けてきた食生活から、急に糖質を制限した所為だと思ってたのですが、単純に糖質に中毒性があるからだと気がついたんですね。
だって、いくら肉が好きでも、夜中に人の目を盗んでまで肉食べたりしませんよね。
けど、糖質の場合、夜中に人目を盗んで食べるんですよ(笑)
これって、禁酒・禁煙してるときと同じ症状だと思いませんか?
中毒以外の何物でもないですよね。
ですが、例えばニコチン中毒は知られていても、「炭水化物中毒」って言われないし知られていません。
ここ数年、あちこちでいろんな人が「糖質制限糖質制限」と言って語ってますが、その連中から、 「炭水化物中毒」の話は出てこないですし、話題になることもありません。
この中毒をうまく利用して消費者を騙し、利益を上げている食品メーカーが多数なので、知られちゃマズイのかも知れませんが、知ったような口で糖質制限を語るなら、中毒の認識くらいは持っておけよと。
まあ、流行りで糖質制限に飛びついただけで本質を理解していない人に、そんなこと求めても無駄なんでしょうけどね。
<まだつづくかも>